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オークション開始
2022/05/18 (水) 08:40 |
※ = 自動入札
ご注文番号:AS21383
刀:白鞘入り、箱付き(特別保存刀剣)
銘: 大和国柳生庄源貞弘造之
昭和庚申年初春 彫重(昭和55年1980年)
箱書:御刀 一口
第十六回新作名刀展に出品
刀努力賞 彫、努力賞 授賞す
刀匠 喜多貞弘
彫刻 今田重隆
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は大和国柳生庄源貞弘造之としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着二重
刃長:71.8センチ
反り:1.5センチ
目釘穴:1個
元幅:3.44センチ
先幅:2.44センチ
重ね:0.69センチ
刀身重量:850グラム
時代:現代
体配:身幅が広く重ね厚く
反り適度に切先が伸びて表には梅の花と竹の彫刻をし
裏には龍と独鈷を彫る。
地鉄:小板目肌良く練れて地沸が付き綺麗な地肌となる。
刃紋:沸出来互の目乱れ匂口が深くつき
帽子乱れて沸出来の火炎風の激しい出来です。
特徴:源貞弘は本名を喜多弘といい月山貞一の弟子で人間国宝の月山貞勝とは兄弟弟子。昭和44年には毎日新聞社賞を獲得する。その後も数々の賞を獲得し奈良県の重要無形文化財として指定された。本作では重隆が見事な彫りを施しており、見事です。
葵美術より一言:貞弘は奈良県の重要文化財であり、さすがに出来は素晴らしい。表裏の互の目にわたり、特に物打ち近辺から先にかけて激しく金筋が働く。本作は貞弘が懸命に祈る様に製作した作品に、重隆が見事な刀身彫りを施した唯一無二の作品です。
箱付き
特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳
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