AS21498-刀:肥前国住藤原忠廣

説明

刀:白鞘入り(第20回重要刀剣)
銘:肥前国住藤原忠廣

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は肥前国住藤原忠廣としては最上作にランクされる作品です。
研磨済み
刃長:72.72センチ
反り:1.06センチ
目釘穴:2個
元幅:3.29センチ
先幅:2.47センチ
重ね:0.72センチ
時代:江戸時代寛永頃
体配:身幅広く、重ね厚く、反りの浅い体配の良い刀。
地鉄:小板目肌よく詰んで地沸が細かくつく。
刃紋:頭の丸い互の目乱れに丁子が交じる。
焼きに高低があり華やかに乱れる。足太く入り、葉交じり、匂口深い。
刃中、僅かに砂流、金筋入る。匂口が明るい。
帽子直ぐに小丸に返り僅かに掃きかける。

特徴:本作は二代目近江大掾忠廣の若作である。2代忠広は平作郎といい、初代忠吉の嫡子で、寛永9年父が亡くなったときまだ19歳であった。一門の協力により寛永10年から彼の作刀は現存する。寛永18年7月、近江大掾を受領し、元禄6年、81歳没。
本作は地刃の出来が優れ、まだ受領前の作である。初代の忠広銘との相違は「藤」の「広」の字に注意すべきである。

第20回重要刀剣
葵美術評価鑑定:全身押し形




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オークション開始
2022/02/12 (土) 10:41

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