AF21240 黒蝋色塗三ツ扇紋金具鞘薩摩大小拵(第57回重要刀装具)

説明

ご注文番号:AF21240

黒蝋色塗三ツ扇紋金具鞘薩摩大小拵(第57回重要刀装具)


全長:約 96.6 センチ
総反:約 2.5センチ
柄反:約 0.2 センチ
鞘反:約 1.0 センチ
柄の長さ:約 2.28 センチ
鞘の長さ:約 73.5 センチ
つなぎの茎の長さ:約 19.7 センチ
つなぎの刀身の長さ:約 70.2 センチ
つなぎの元幅:約 3.10 センチ
つなぎの重ね:約 0.67 センチ

鞘:
縁:3.86 cm x 2.25cm
頭:3.50cm x 1.89cm
目貫: 約 4.1cm
鍔:7.60 cm x 6.95 cm x 0.31 cm
小柄小刀:22.2 cm x 1.33 cm
笄: 21.2 cm x 1.18cm


全長:約 70.5 センチ
総反:約1.5 センチ
柄反:約 0.1 センチ
鞘反:約 0.8 センチ
柄の長さ:約 15.6 センチ
鞘の長さ:約 54.8 センチ
つなぎの茎の長さ:約 14.3 センチ
つなぎの刀身の長さ:約 53.0 センチ
つなぎの元幅:約 2.70 センチ
つなぎの重ね:約 0.62 センチ

鞘:
縁:3.73 cm x 2.18cm
頭:3.43 cm x 1.83cm
目貫: 約 3.73 cm
鍔:7.27 cm x 6.80 cm x 0.29 cm
小柄小刀:21.8 cm x 1.30 cm
笄: 21.2 cm x 1.14cm

大小鍔 縁 銘  天保十巳亥十二月日
鮫島宗徳彫之
品質形状 大小柄  白鮫着・黒糸撮み菱巻
大小目貫   這龍図。金無垢地    容彫。
大小鍔  三つ扇紋図 堅丸型   赤銅魚子地  高彫  金色絵
大小銘   天保十巳亥十二月日  鮫島宗徳彫之    大小小柄
笄  三つ扇紋図   赤銅石目地  高彫   金色絵   無銘
大小鞘   黒蝋色塗三つ扇紋金貝散
大小鐺   素文     銀磨地  大小切羽   素銅地金着二枚宛
大小下緒  黒糸龍甲打
小刀:金光山清長

時代:江戸時代後期

説明:大小とは打刀と脇差を合わせて一緒にしたものでこの様式が成立するのはほぼ室町時代末期と推定される。
江戸時代に定められた登城用の正式大小拵えは袴指・番指とも呼ばれその式正は幕儀参考によれば
鞘は黒蝋色で大の鞘尻は切小尻、小は丸鐺としている。柄は白鮫を着せて黒糸で菱巻きとして
柄頭は赤銅魚子地か磨地、鍔は赤銅の磨き地でいわゆる献上鍔を掛け三所物は後藤の作を上等として
そのほか色絵紋所等縁頭は黒糸打。献上には紫もありとしている。
しかし一般の大小は決して幕府の制定に則したものではなくこれを基本として様々な様式が現れている。
本作は黒蝋色塗りに 三つ扇紋を金貝で散らした大小鞘に金具も同紋を配した薩摩形式の大小であり、
小柄、笄は後補であるが鍔と縁頭は薩摩の金工鮫島宗徳の手になるもので宗徳の期作があり
天保や嘉永作があり活躍年代が分かり本作は堅実な仕事ぶりで数少ない同作中年期とともに貴重であります。
総体に幕府の式正を意識したと思われる実直な出来口でかつ薩摩拵えの特色も存分に堪能できる大小拵えであり、
同紋から薩州島津家の重臣仁禮家の伝来品である。

葵美術より一言:正に大名家の大小拵えでまるで今製作したかのような擦れのない砂らしい作品です。
仁禮家の家紋が鍔、縁頭、鞘、小柄、笄に散りばめられ目貫は金無垢の龍の図柄が高彫りされております。
大小に小柄笄をつけており同様に 仁禮家の家紋がびっしりと付いております。
当時の大名家の豪華さを感じざるをえない最上級の作品ですので
是非、是非お求めください。ご家族の宝物として将来にわたり大切に保有してください。

桐箱: 縦 104 cm x 横 25.5cm x cm 奥行 18.5cm

第57回重要刀装具(平成23年10月14日指定)
桐箱入り
葵美術評価鑑定書


落札価格:¥3,800,000

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最高入札者 :

2021/11/09 (火) 11:32
¥3,800,000
オークション開始
2021/11/09 (火) 17:00

※ = 自動入札