AS21450 脇差:無銘(手掻包俊)

説明

ご注文番号:AS21450

脇差:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘:無銘(手掻包俊)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(手掻包俊)としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着一重と銀二重鎺
刃長: 54.0センチ
反り: 1.6センチ
目釘穴:2 個
元幅: 2.82センチ
先幅: 1.71センチ
重ね: 0.61センチ
刀身重量: 470 グラム
時代:南北朝時代 永徳1381年
体配:大擦上無銘で身幅尋常、重ねやや厚く鋒が伸びる  
棒樋と添樋が彫られている。
地鉄:小板目肌よく詰まり地沸がつき映りが現れる
刃紋:沸出来直刃、小足がよく働きくいちがい刃が働き刃中、砂流、金筋がよく働く
帽子丸く先尖りごころに金筋が働き焼き詰風に返り先掃掛となる

特徴:手掻、包行の門人で永徳頃に活躍する。

拵:肥後拵え
鍔:お多福型の鉄鍔に表に膨らみをつけ裏面を削った珍しい鍔で
碗鍔を思い出す作品で波、雲、龍などを彫り、布目象嵌を金銀でほどこす。
縁頭:鉄地に植物や紋様を高彫し金で色絵をほどこす
鞘:鮫皮
目貫:表には赤銅地で龍の図柄を高彫し金で色絵をほどこす
裏面は軍配を高彫し金で色絵をほどこす

葵美術より一言 無銘でありますが手掻包俊の素晴らしい作品で趣のある作品です。
手掻の時代の遡る作品は地鉄がよく詰んで柾目肌はほとんどありません
小板目肌よく詰んで精良な地鉄となります。その地鉄の良さに
直刃出来に小足が入るなど大和の手掻派は飽きのこない素晴らしい作品となります。
さらに小空絵は肥後拵えで刀と良く合った作品です。
是非お勧めしたい作品です。

特別保存刀剣鑑定書(※近日発行予定)
葵美術評価鑑定書:全身押し形


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2021/10/19 (火) 13:29

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