AS20236-短刀:備州長船住横山祐包

説明

短刀:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)

銘:備州長船住横山祐包
明治三年八月日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は備州長船住横山祐包としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:木はばき
刃長:19.2センチ
反り:0.0センチ
目釘穴:1個
元幅:2.31センチ
重ね:0.64センチ
刀身重量: 125グラム
時代:明治三年八月日(1870)
体配:やや小ぶりの短刀ではあるが
元幅、重ねしっかりとした肉置きの良い短刀
地鉄:小板目肌よく詰んで無地風の地金となる。
刃紋:刃区より直刃、その先匂口深めの独特な横山丁子の刃紋となる。花の開いた刃紋に足が入り匂口がやや深く菊花丁子風となる。

特徴:備州長船住横山祐包は師匠だる横山祐永の弟子として師匠を手伝い前の初代横山祐包は江戸時代文久頃に活躍した刀工。
横山俊吉と称した。薩摩元平の門となった伊勢守祐平の嫡子横山祐盛の養子または弟子で、初銘を俊吉ともいう。
祐永の姉婿。横山祐永をはじめとする他の刀工同様に
一門の特徴の良く表れた備前伝の丁字乱を焼く。

拵:合口拵え
鞘:黒色鞘
目貫:エビス様と大黒様を素銅で高彫し金で色絵をほどこす

葵美術より一言:本作にはないが、裏には通常友成五十八代孫といれる作品が多く友成は伯耆国安綱、山城国三条小鍛治宗近と共に日本最古の三匠と称せられる名匠の一人である。
横山一派には数多くの弟子達が同様な作品を制作しております。
明治3年となりいよいよ廃刀令が明治政府によって出される為に刀剣製作者達は全て廃業しなければならず、職を換えたりして家業を離れていかなければならなかった。 拵えは決して華美ではないが落ち着いた良い品です。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

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2021/09/22 (水) 12:19

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