AS19360 脇差:無銘(末関)

説明

ご注文番号:AS19360

脇差:拵え入り(保存刀剣鑑)

銘:無銘(末関)  

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(末関)としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:素銅地一重
刃長:37.3センチ
反り:0.8センチ
目釘穴:3個
元幅:3.12センチ
重ね:0.63センチ
刀身重量:365 グラム
時代:室町時代末期 1570年
体配:摺上、区送があるが重ね厚く
身幅が広く先張りごころに厚くがっしりとした作品
表裏に棒樋を彫る。
地鉄:板目肌、肌立ち地錵が付き肌目が見てとれる地金となる。
刃紋:錵出来互の目乱れ乱れに尖りごころとなり帽子丸く返る。

特徴:室町時代末期頃は戦乱の時代であった為に
多くの刀工が日本刀を製作した。特に関では短刀を中心に数多く製作され
切れ味の良い鋭さの有る作品は多くの武士に好評を博しました。
本作はその作風を継承して製作された作品であります。

拵:合口拵付
縁頭:赤銅地に大粒の魚魚子地を彫る
鞘:鮫鞘に桐紋を金で描く大変手の込んだ作品で
思わず見取れて仕舞う作品です。
目貫:龍を高彫りし金の色絵をほどこす。片面の龍は欠落する。
小柄:漆黒の赤銅魚魚子地に家紋を二つ高彫りし金の色絵をほどこす。

葵美術より一言:戦後時代は多くの刀剣が製作された。 
切れ味の良さでは美濃物が評価が高く使用するが為に
惜しげも無く戦地で使用された。
本作も同様な経緯を経て現存すると考えられます。
拵付は見事な作品で当時は美濃物を大切に保存してきたと考えられます。

時代背景:戦国時代

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形


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オークション開始
2021/03/18 (木) 12:23

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