AS20568-短刀:月山

説明

短刀:拵え入り (保存刀剣)

銘:月山

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は月山としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:銀一重
刃長:27.6センチ
目釘穴:1個 
元幅:2.62センチ
重ね:0.61センチ
時代:室町時代永正の頃
体配:身幅、重ねしっかりとした平打ち短刀。
地鉄:綾杉肌が明瞭で地錵が付き地景が入り精良な地金となる。
刃紋:錵出来直刃にのたれが交じる。 帽子丸く返る。

特徴:山形県の月山、羽黒山、湯殿山は出羽三山と呼ばれ、古くから修験道の聖地として栄えた。
その背景となったのが月山山麓の月山派刀工群である。
綾杉肌と呼ばれる特殊な肌合いで鎌倉時代からその名が知られている。
南北朝時代から室町時代初期の作品は「月山」、「月山作」と銘を切っているが、
室町時代中期以降になると作者銘を切ったものもある。室町時代以前の作品は古月山と呼ばれる。
南北朝時代から室町時代末期迄栄えたが江戸時代に入ると一時衰退した。
その後、月山貞一に引き続がれその息子が月山貞勝で数多くの作品を制作し戦後は、人間国宝となった月山貞一が活躍する著名な一派となる。
本作は月山肌である綾杉肌が明瞭に出て破綻が無く又銘の月山という銘振りが大らかな独特の風情ある作品です。

拵え 真鍮地一作拵え
鍔:真鍮地に鯉の滝登りを高彫りする。
縁頭:真鍮地に唐草模様を彫る。
目貫:真鍮地に唐草模様と菊紋を彫る
鐺:伊勢エビの図柄を高彫りする。
小柄:鉄地に伊勢エビの図柄を真鍮で高彫りする。
栗形:真鍮地に唐草模様を彫る。

保存刀剣
葵美術評価鑑定:全身押し形

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オークション開始
2021/02/04 (木) 11:47

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