AS20405 短刀:綱俊(長運斎)

説明

ご注文番号:AS20405
短刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘:綱俊(長運斎)
弘化三年八月日
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 綱俊(長運斎) としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:銀一重
長さ:6寸 (18.2センチ)
反り: 0センチ
目釘穴: 1 個
元幅: 2.13センチ
重ね: 0.67 センチ
刀身重量: 115グラム
時代:江戸時代末期
体配:大変小ぶりの長運斎綱俊の短刀です。 綱俊は滅多に短刀の制作は行わず大変珍しい作品です。
地鉄:小板目肌よく詰んで地沸がつく。
刃紋:沸出来直刃、所々小足が柔らかく入り帽子匂口深く丸く返る。
特徴:加藤長運斉綱俊は加藤和泉守国秀の三男で
出羽米沢藩主上杉家の藩工で加藤綱秀の実の弟である。
彼等は江戸に出て水心子正秀の元で学ぶ。
両者共に水心子正秀から濤瀾刃、備前伝等を学ぶ。
加藤綱秀は特に濤瀾刃を焼き同様に綱俊も濤瀾刃の
作品を数多く残しているが正秀と比較してやや劣り
赤間綱信の如く固さが感じられる。
彼の優れた作品は備前伝が得意で互の目乱れの頭が開いた作風で一見するだけで特徴が良く出ている。
弟子には固山宗次、高橋長信、青龍軒盛俊などがおり
特に青龍軒盛俊とは親交が深く彼の息子で二代を襲名した綱俊は
何度か盛俊の住む周防迄出かけて学んでいる。
作風は固山宗次と良く似ており綱俊が互の目乱れの上部が
花の開いた形態であるのに宗次はそれがなく
宗次の帽子の刃紋は圧倒的に乱れ込む手癖に対して綱俊は丸く返る作品が多い。
葵美術より一言:長運斎綱俊は短刀の制作は極めて少なく本作は大変珍しい作品と言えます。
お嫁入り短刀として守り短刀としてお勧めする作品です。
時代背景:幕末となり慌ただしい時代となる。
特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

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2020/12/15 (火) 11:32

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