AS20391-刀:備州長船祐定作 

説明

刀:白鞘入り、拵え付き
銘: 備州長船祐定作     
元亀二年八月日                        

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 上々作 としてはにランクされる作品です。
研磨済み

はばき:赤銅と銀二重はばき
刃長:67、5センチ
反り:2.1センチ
目釘穴:1個
元幅:3.17センチ
先幅:2.22センチ
重ね:0.7センチ
刀身重量:805 グラム
時代:室町時代末期元亀2年
体配:身幅が広め、重ねやや厚く反りが深くつき鋒が伸びた体配の良い姿をした作品
地鉄:板目肌に杢目肌が混じり地沸がつき映りがよく現れる。
刃紋:沸出来直刃にのたれが混じり足が匂口が深く、刃中、砂流、金筋が働く。帽子丸く先掃掛

特徴:祐定は室町時代初期から現代に至まで続く備前鍛冶である。
室町時代は播磨、美作、備前三国の守護大名赤松氏の庇護の元、
備前鍛冶繁栄の時代で多くの刀工を輩出した。この時代は全国的に
相次いだ戦乱により刀剣の需要は増大し、加えて国内のみならず
対明貿易の商品としても多数の刀剣が作刀された。備前の長船派は
光忠(建長 1249頃)を事実上の祖とする一派で、祐定一家は
室町時代末期に最も繁栄した。わけても祐定は長船鍛治の代名詞ともいえる。

拵:
鍔:円形の鉄鍔に耳を少し立ち上げ龍と雲を高彫し金で色絵を施す。
縁頭:赤銅魚子地に雲龍を高彫し金で色絵をほどこす。
鞘:黒皺模様の鞘
鐺:鉄地に文様を彫る
目貫:龍を高彫し金で色絵を施す

葵美術より一言 備州長船祐定は備前刀の室町時代の最後を飾る刀工群で
分業制で多量の刀を制作したと言われております。
目釘穴1個で体配がよく銘もしっかりと切れており戦後期時代の激しい時代を
経て現存する作品です。また拵えは龍で統一された出来の良い拵えがついております。

葵美術正真鑑定書  
特別保存刀剣鑑定書
全身押し形


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2020/11/13 (金) 11:14

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