入札履歴
オークション開始
2025/09/27 (土) 10:29 |
※ = 自動入札
ご注文番号:AS25433
刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)(貴重刀剣)
銘:作陽士竹村正明(城慶子正明)
嘉永六年仲春
応田中光明需
新々刀:上作:武蔵
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は竹村正明としては 最上作 にランクされる作品です。
鎺:金着一重
刃長:2尺3寸(69.7センチ)
反り:6分5厘(1.97センチ)
目釘穴:1個
元幅:3.09センチ
先幅:2.08センチ
重ね:0.68センチ
刀剣重量:750グラム
時代:江戸時代後期、嘉永(1853)
体配:身幅が広く、反りが深く、鋒が伸びた体配の素晴らしい姿をした作品です。
地鉄:小板目肌よく錬れて無地に近い地鉄となる。
刃紋:匂出来、丁子乱れ上下に変化がある。私見では最上作と評価いたします。
特徴:正明は竹村恒次郎と称し、作州津山藩士にして細川正義の門人である。江戸の深川に住し師匠の正義に似た作品を制作するが
その出来は師匠を超える作品であると思われます。茎の鑢目は全く師匠のがっしりとした鑢目でこの作品は田中光明の依頼による作品です。
拵:
鍔:竪丸形の鉄鍔に耳を立ち上げ、波と紅葉を彫り金色絵を。
栗型:鉄地に笹の図を金色絵
縁頭:鉄地に笹と三日月を彫り金銀色絵。
鐺:鉄地に紅葉の図
鞘:黒呂色鞘
目貫:金無垢?に獅子の図を高彫りする
葵美術より一言:この作品はことの他出来が良い作品でおそらく注文打ちであったことが要因だと思います。田中光明はおそらく侍であり、作陽士竹村正明も同様に侍であったのであろうと思います。
その為懸命に制作したと考えられます。
時代背景:勤皇と佐幕に別れて戦いの連続であったろうと思われる時代です。
特別保存刀剣鑑定書
貴重刀剣鑑定書
葵美術鑑定書:全身押し形
開始価格: ¥2,300,000
オークション開始
2025/09/27 (土) 10:29 |
※ = 自動入札