AS24606 刀: 出雲住忠善作(初代) 昭和十九年七月日(保存刀剣)

刀：拵え入り(保存刀剣)

銘: 出雲住忠善作(初代)
昭和十九年七月日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は出雲住忠としては上作にランクされます。

鎺：素銅一重
刃長:66.2cm
反り:1.6cm
目釘穴:1個
元幅:3.30cm
先幅:2.28cm
重ね:0.75cm
刀剣重量:760g
時代:昭和19年(1944)
体配：身幅重ねしっかりとして反りがやや深くつき鋒がのびる。
地鉄：小板目肌よく錬れた精良な地鉄となる。
刃紋：匂出来直刃に小足が働く。　

特徴：出雲住忠善は大正12年生まれの島根の刀工で戦前から戦後にわたって活動した。戦後は多くの賞を受賞し、無鑑査刀匠として優れた作品を多数制作した。

拵:
鐔: 鉄製、鳥の図
縁頭: 銀地、蜻蛉の図
目貫: 龍の図

保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書
全身押し形