AF20288-刀:一浄雲齊羽山円真造之

説明

刀:白鞘入り

銘:一浄雲齊羽山円真造之
為遠山二郎氏 

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 一浄雲齊羽山円真 としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:木はばき
刃長:69.4センチ
反り:1.9センチ
目釘穴: 1 個
元幅:2.98 センチ
先幅: 1.96 センチ
重ね:0.68 センチ
刀身重量: 595グラム
時代:江戸時代末期から明治
体配:羽山円真としては長寸で身幅がやや広く重ね厚く、反りが深い体配の良い作品である。
地鉄:小板目肌良く詰んで地錵が良く付き奇麗な澄んだ地鉄となる。
刃紋:小錵出来直刃基調に互の目乱れが交じり足が柔らかく入り帽子丸く返る

特徴:羽山円真は、江戸時代弘化2年に生まれ、本名は鈴木正寛と称し江戸下谷に住んで、刀剣制作に精をだす。江戸では鈴木正雄に学び茎の雉子股形は通常とは異なった変形の茎となる。 当時日本刀を制作する場合、玉鋼を使用していたが最も進んだスエーデン鋼の一部を使用し、羽山円真に依頼して日本刀を制作し、切れ味を試した所抜群の切れ味であった所から羽山円真の名が轟くようになったと言われている。
本作は、黒味を帯びた山城伝を思わせる見事な地鉄で無瑕、無欠点の素晴らしい作品であります。 遠くは清麿の系統を受けた作品で、お薦め出来る作品です。

葵美術より一言:豊橋藩の藩士として 大村益次郎の刀を制作するなど当時から切れ味の良い作品を求めて制作した刀工で海外の進んだスエーデン鋼を仕様するなど切れ味の良い従来にはない鋼を仕様して制作した地金は澄んだ地鉄で遠山二郎氏の為打ちであり通常の作品よりも長く反りが深い出来の良い作品と言えます。
※片方の鳩目が欠損しております。

保証:保存刀剣 (保存刀剣に合格しなかった場合は即金でお買い戻しを致します)
葵美術評価鑑定書:全身押し形

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オークション開始
2020/10/07 (水) 14:02

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