AS22367 短刀:作陽幕下士細川正義(特別保存刀剣)

説明

ご注文番号:AS22367
短刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘: 作陽幕下士細川正義
嘉永三年庚戌八月日

新々刀: 上々作:武蔵
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は作陽幕下士細川正義としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
鎺:金色岩石はばき
刃長:7寸3寸(22.12センチ)
目釘穴:1個
元幅:2.15センチ
重ね:0.48センチ
刀剣重量:110グラム
時代:江戸時代末期嘉永3年8月
体配:茎の長さが通常より長く内反りとなり
綺麗な体配をした短刀
地鉄::小板目肌良く練れて地沸が付き
良く練れて肌目が見て取れ映りが現れる
刃紋:沸出来直刃、帽子、綺麗に丸く返る

特徴:細川正義二代は初代正義の子供で主税佐と称し水心子正秀の門に入り初めは正方、そして守秀と称し後に改めて、最後に正義とあらためている。作州津山の藩主松平家のお抱え工となり江戸に出て鍛刀生活を過ごす。安政5年に73歳で亡くなる。彼は師の研究
理論を実施した刀工で事実上の後継者であり大慶直胤とは双璧である。彼は相州伝にも長けているが備前伝に優れた出来が多い。

拵:
鍔:鉄地に銀覆輪を施した短刀鍔
縁: 銀地
頭:銀地に茄子を高彫り金色絵をほどこす
鞘:青貝散らし鞘
目貫:銀地で銀瓶を高彫りする。
小柄:赤銅魚子地に獅子と鞠を高彫し金で色絵をほどこす
鐺:四分一地に茄子を高彫り金色絵を施す
返り角:栗型: 茄子の図柄を高彫し金で色絵をほどこす

葵美術より一言:この短刀は地鉄が良く練れて映りがありいっけんすると古作の作品に間違えられる作品であります。刃区近辺と物打ち近辺に淡い写りが現れ古刀の国光を思わせる精良な地鉄です。また拵えはなかなか良く出来た作品です。 是非お勧めしたい素晴らしい短刀と拵えです。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳




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2022/11/30 (水) 09:27

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