AS21452-脇差: 両山子正峯作之

説明

脇差:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘:両山子正峯作之(人間国宝)
庚申年八月日 
           
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は両山子正峯作としては最上作にランクされる作品です。
研磨済み

はばき:金着二重
刃長: 32.2センチ
反り: 0.2 センチ
目釘穴: 1個
元幅: 3.04センチ
重ね: 0.46センチ
刀身重量: 220 グラム
時代: 現代 1980年 昭和55年
体配: 身幅が広く重ね厚く三つ棟となり表裏に棒樋を彫り、がっしりとした寸伸び短刀です。
地鉄: 小板目肌実に良く詰んで地沸がつき、淡い映りが現れる。
刃紋: 小沸出来匂口が深く、丁子乱れとなり、足良く働き、帽子乱れ込んで先小丸に強く返る。

特徴:両山子正峯(隅谷正峯)は1921年(大正10年)に石川県白山市で生まれ、昭和16年に立命館大学機械工学科を卒業し、刀匠の桜井正幸に入門し、独立して日本刀鍛錬所傘笠亭(さんりゅうてい)を開設。数多くの刀剣を制作した。
昭和40年には新作刀展覧会で正宗賞を3度受賞し、1989年には伊勢神宮の御神宝太刀を制作した。
1981年(昭和56年)に人間国宝に認定された。
皇室関係の作刀も行い、真子内親王、皇太子妃殿下雅子様に
隅谷刀匠が制作した守刀を天皇から授けられている。
惜しくも平成10年12月12日死去。77歳で亡くなる。
本作は身幅が広く反りが深い見事な体配をした隅谷一文字の作品です。

葵美術より一言:人間国宝の隅谷正峯は備前でに秀でており古作の兼光写には定評があります。
本作は金光写の傑作で匂口が深めに焼き上げ淡い映りが見て取れます。
最近人間国宝の作品がなかなか出てきませんので」是非お勧めしたい作品です。
なお現代刀で特別保存刀剣に合格しております。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

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2022/08/06 (土) 11:16

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