AS22031 刀：無銘(伝兼長)(第11回重要刀剣)

ご注文番号：AS22031
刀：白鞘入り(第11回重要刀剣 *証書紛失のため再発行の指定証明書です。)

銘：無銘（伝兼長）　
　　　　　　　
備州長船兼長 但し大擦上無銘無銘なり 健重物出来優美
長二尺二寸8分有し昭和38年秋8月日寒山誌
当時の寒山先生の若き時代の鞘書です。

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 無銘（伝兼長）としては最上作にランクされる作品です。
中古刀：上作：大業物：備前
研磨済み
はばき:金無垢二重鎺 35グラム
刃長:66.0センチ
反り:2.4センチ
目釘穴:1個
元幅:3.06センチ
先幅:2.36センチ
重ね:0.78センチ
刀身重量:735グラム
時代：南北朝時代
体配：広く重ねしっかりと反りが深くつき切先、のびごころ。
地鉄：小板目肌良く練れて映りが立つ。
刃紋：沸出来互の目乱れに足良く入り
足、葉が盛んに働き足がよく働き帽子複雑に入り込んで先尖りごころに返る。

特徴：長義の流れを汲んで兼長が長義の出来を踏襲しながら製作する作品です。　兼長の作品は相伝備前といわれており備前であるばかりでなく相州伝を入れた従来とは異なる見事な作品を製作せる。

葵美術より一言：まずこの作品を見て驚かされるのは身幅が広く重ねが厚く反りの深い見事な出来と言えます。第11回の重要刀剣でよく選んで選ばれた作品と言えます。兼長として最上級の作品でそれ以上を狙える様な作品であると言えます。是非検討してみてください。　

第11回　重要刀剣　　　　　
葵美術評価鑑定書：全身押し形