AS19681 刀:石堂運寿是一精作之(無保証)

説明

ご注文番号:AS19681
刀:拵え入り

銘: 石堂運寿是一精作之(無保証)
安政三年八月日

偽銘作品として取り扱います。
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は石堂運寿是一精鍛作之としては普通作にランクされる作品です。
研磨済み
鎺:金色絵一重鎺
刃長:2尺3寸(69.7センチ)
反り:8分(2.42センチ)
目釘穴:1個
元幅:3.11センチ
先幅:2.4センチ
重ね:0.68センチ
刀剣重量: 825 グラム
時代:江戸時代
体配:身幅が広く重ね厚く反りが深くつき
切先ののび太体配の良い姿をした作品。
地鉄:小板目肌良く詰んで綺麗な地鉄となる。
刃紋:沸出来刃区より直刃、その先互の目乱れととなる。  
帽子丸く返る

特徴:石堂運寿是一は通称政太郎と称し、
加藤長運斎綱俊の甥にあたり当初綱俊について鍛刀技術を学んだ
後に6代目石堂是一の聟となり、石堂家の七代を継いで是一とした
明治24年に75歳で没したと云われている。彼の作刀期間天保の末年から明治初年迄にわたり現存する作品が多い。相伝備前を焼き上げるが刃紋は小錵出来の作品で覇気のある作品が多い。この作品は残念ながら当社では偽銘として販売させていただきます。

拵:海軍左官クラスの拵え
海軍の兵隊はほとんどが海で亡くなりました。 その為海軍軍装関係の品物は全てなくなった為のこされた作品は極めて少なく刀の軍装などはほとんどが残されておりません。本作は拵えからかなりの位の高い左官あるいは将官に近い兵隊の持ち物であったと考えられます。また銘振りから正真として取り扱われた作品であろうと考えるのです。

葵美術より一言:残念ながら本作は偽名と判断される作品です。 かなり上手に切っておりサビも落ち着いているので、うっかりすると銘が正真と感じられますがこの時代は鑢目はかなり急である事や銘の一点一点をみると異なっております。葵美術では偽銘として販売をさせていただきます。地鉄は健全で瑕や欠点はありません。おそらく当時は正真として判断された作品であろうと考えられますが、現在では難しいと思います。初期作にはこのような刃紋もありますが鑢目が角度が強くこの様なゆるい鑢目はありません。また個別に銘を見ていきますと正真作とは異なっている部分があります。したがって当社では偽名作として販売をさせていただきます。長さも二尺3寸もあり出来もよいのでこの価格でお願いいたします。是非お勧めしたい作品です。

葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳
※海外送料別途


落札価格:¥250,000

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入札履歴

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最高入札者 : geraldtan77

geraldtan77
2022/05/26 (木) 11:11
¥250,000
オークション開始
2022/05/25 (水) 11:31

※ = 自動入札