AS22036-脇差:無銘(伝則重)

説明

脇差:白鞘入り(第26回重要刀剣)
銘: 無銘(伝則重)

鞘書:第二十六回重要刀剣 越中国則重 磨り上無銘也時代正和の頃 佳品 長さ壱尺八寸五分有之 昭和五十六歳
酉極月誌之 本阿弥日州(花押)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(伝則重)としては最上作にランクされる作品です。
中古刀:最上作:越中
研磨済み最上研磨
はばき:金着二重
刃長:55.8センチ
反り:1.7センチ
目釘穴:2個
元幅:2.56センチ
重ね:0.64センチ
刀身重量:460グラム
時代:鎌倉時代元亭の頃 1321年
体配:当時長巻であった作品を切り落として長脇差とした作品です。
地鉄:板目に杢目肌大板目肌が混じり映りが見て取れる、肌目がよく見て取れ研磨の技術によって、地鉄、地景が激しく現れる。
刃紋:直刃基調に互の目が混じり煙る様で匂口が柔らかくつきその中で激しい砂流、金筋が働く。帽子は掃掛で刃中、金筋が働く。

特徴:則重は越中の刀工で佐伯氏婦負郡御服住九郎三郎と称し、相州正宗の弟子であり、正宗十哲の一人とされる。
     
葵美術より一言:本作は長巻直しで反りが強く地鉄が無類によく練れて地景
が入り更に刃紋が湧いて出てくる風情で砂流金筋がさかんに働いています。
則重は短刀の製作が多く在銘作品が多い為に正しい鑑定がしやすいと言われております。
地鉄、刃紋、ともに独特な様子は見事で是非お勧めしたい作品です。

第26回重要刀剣 
葵美術評価鑑定書:全身押し形


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2022/05/07 (土) 10:32

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