AS21371 刀：石堂輝秀作

ご注文番号：AS21371

刀：軍刀拵え入り(保存刀剣)

銘：石堂輝秀作　

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 石堂輝秀作としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき：素銅地一重はばき
刃長:2尺(60.0センチ)
反り:5分5厘(1.65センチ)
目釘穴:1個
元幅:3.0センチ
先幅:2.19センチ
重ね:0.66センチ
刀身重量: 645グラム
時代：昭和
体配：身幅、重ね尋常な反り深くつき鋒がのびた体配の良い刀
地鉄：小板目肌よく摘んで無地風の綺麗な地鉄となる
刃紋：小沸出来

特徴：石堂輝秀は埼玉県の刀工で、名門石堂家の10代目に当たり
7代目は著名な石堂運寿是一である。10代輝秀は戦時中は軍刀を製作し戦後はカンナの製作に精を出した。彼のカンナの切味は良く大工さんに取っては幻の作品として高額で取り引きされていたようである。海軍の軍人のほとんどが船と共に亡くなっておられるため遺品は少なくおそらく軍刀は陸軍とは比べ物にならないくらい残ってはおりません。　研磨をご希望の方には別途五万円にて承ります。

拵：日本帝国海軍軍刀拵え　

葵美術より一言：石堂輝秀は石堂家の10代目に当たり7代目は著名な石堂是一である。切れ味が良いと評価された刀工でありましたが、戦後は鉋の製作を行い、工事関係者、大工さんから大変評価されたと云われております。　本作は戦時中の作品で武蔵大掾是一の子孫出来も良く御薦め出来る作品です。　海軍軍刀拵えに入れてある作品で短めの刀として制作されたと考えます。

保存刀剣(*近日発行予定)
葵美術評価鑑定書：全身押し形
※海外送料別途