AS21083 刀:肥前國近江大掾藤原忠広と銘がある

説明

ご注文番号:AS21083
刀:白鞘入り(特別貴重刀剣)(委託品)

銘:肥前國近江大掾藤原忠広と銘がある
       
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は肥前國近江大掾藤原忠広(偽銘扱い)としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着二重
刃長:69.8センチ
反り:2.0センチ
目釘穴:2個
元幅:3.14センチ
先幅:2.35センチ
重ね:0.72センチ
刀身重量:775グラム
時代:江戸時代寛永の頃
体配:身幅、重ね頃合いとなり反りが深くつき
切先がのびた体配の良い姿をした作品
地鉄:小板目肌良く詰み精良な地鉄となり所謂肥前地鉄となる。
鎬地;小板目肌に柾目が細かく積んで美しい地鉄となる。
刃紋:沸出来直刃に匂口深くつき、忠広自身銘といわれた茎尻です。帽子は匂口が深く丸く返る作品です。

特徴:肥前國住近江大掾藤原忠広は初代忠吉の嫡子で寛永9年に父が他界した時はまだ19歳の青年であった。同9年から作刀が見られる。 これは本来刀匠としての天分と技量を持ちあわせていたことはもちろんであるが、初代忠吉の弟子達が協力して彼を助けたことが大きな力となっている。寛永18年に肥前國住近江大掾藤原忠広を受領し元禄6年81歳で没している。 彼の作刀期間は60有余年に及び肥前刀中最も多くの作品を残している。作風はほとんどが直刃出来で乱れ刃も多い。いずれも出来が良い作品で地鉄がよくこれは鍋島藩の庇護のもとに大切に護られてきたと想像されます。

葵美術より一言:この刀は過去に特別貴重刀剣に合格した作品です。作品そのものは近江大掾藤原忠広に酷似していますが銘に 疑問があります。その為出来はかなり優れているのですが当社では正真扱いは致しません。

特別貴重刀剣 
無保証
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳



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オークション開始
2022/04/08 (金) 09:35

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