AS21070 刀:景□(加州景光)

説明

ご注文番号:AS21070
刀:拵え入り(保存刀剣)

銘:景□(加州景光)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は景□(加州景光)としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:素銅地
刃長:68.0センチ
反り:1.4センチ
目釘穴:1個
元幅:2.625センチ
先幅:1.945センチ
重ね:0.66センチ
刀身重量:540 グラム
時代:南北朝時代末期頃
体配:銘は裏に刻まれているところから時代は古く南北朝時代にさかのぼると考えられます。目の部分は備前の景光に見せようとしたと考えられ、景光の光を消し去ろうとした部分が見られますがよく掃除をすると光の部分も見えてきました。
地鉄:小板目肌の小木目肌がよく混じり時沸がつき
地景が入り精良な地金となり映りが現れる。
鎬地:板目肌に杢目肌がよく混じる。
刃紋:匂い出来小互の目乱れに小丁子乱れが混じり
小足に葉が働き刃中に砂流、細かな金筋が働く。
帽子やや判然とせず乱れ込んで丸く帰っている風である。

特徴:銘は太刀銘であり仔細に見ると景光と読むことができる。刃紋は備前の景光とは異なり尖ごころの刃紋が見て取れ加州の景光と判断される。加州景光は1379年康暦頃がその始祖と言えます。 
出来は備前の作品のに酷似して匂い出来小互の目小丁子乱れとなり品格の良い出来となります。

拵:
鍔:円形の鉄鍔に水藻と鯉が二匹高彫し金で色絵をほどこす
縁頭:赤銅魚子地に建物と植物の花を?高彫し金で色絵をほどこす
鞘:木鞘に布を巻いた鞘
目貫:画題不明

葵美術: 作は吉井備前のごとく丸みを帯びた互の目みだれとなり、地金の良さと刃紋の匂口深めの丸みのある互の目乱れから南北朝から応永頃にかけての作品と思われます。是非お勧めしたい作品です。なを刀身に瑕や欠点はありません。珍しいほど瑕。欠点がなく次に研磨をすると素晴らしい作品となるでしょう。

時代背景:南北朝から応永頃

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形



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2022/03/30 (水) 09:40

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