AS20011 刀:為草野勝義氏守護作之

説明

ご注文番号:AS20011
刀:白鞘入り

銘:為草野勝義氏守護作之
肥後国八代住兼嗣作 
平成十八年三月吉日     

優秀賞 平成16年            
               
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 肥後国八代住兼嗣としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着一重二重
刃長:79.8センチ
反り:2.1センチ
目釘穴: 1個
元幅:3.39センチ
先幅:2.47センチ
重ね:0.51センチ
刀身重量: 870グラム
時代:現代
体配:長寸で身幅が広く(3.39cm)重ね厚く反りが深く付き
がっしりと作品で大鋒となり豪壮な作品です。
地鉄:赤松太郎一派は自家製鉄で地金を制作しており為独特な地金となり、小板目肌良く練れて肌たち、地景が良く働き黒味のする地鉄となります
刃紋:小沸出来丁子乱れとなり足良く働き刃中細かな砂流、金筋が働く。
帽子:乱れ込んで先尖り心に小丸に返る
特徴:肥後国八代住兼嗣は木村兼定。木村兼嗣氏は熊本県八代(やつしろ)の刀工で兄弟兼嗣・兼照・兼裕の3名で制作に勤しんでいる。通常赤松太郎と名を冠す作品が多いが本作のごとく「肥後国八代住兼嗣」と銘を切ることもあります。 特に清麿写しに秀でており豪壮ながっしりとした作品を制作することが多い。これは江戸時代からも薩摩刀、同田貫などの影響を受けているのは肥後(熊本)人の豪壮な作品を好む影響を受けていると考えられます。
 

葵美術より一言:本作は赤松太郎兼嗣の作品で為打ちの作品です。 為打ちの作品は注文打ちですから刀工にたいする注文は厳しく出来の優れた作品が多いとおわれております。本作も同様で地金が良く練れて地景が良く働き流石自家製鉄の本領を発揮しております。刃紋は丁子乱れに足が良く働き刃中の働きも良く出来が優れた作品と言えます。現代刀展では優秀賞を獲得するなど評価の高い刀工です。

現代刀 優秀賞 平成16年    
葵美術評価鑑定書:全身押し形

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2022/03/22 (火) 12:29

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