AS21269-刀: 無銘(宇多国久)

説明

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘: 無銘(宇多国久)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(宇多国久) としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:銀着鎺
刃長:68.8センチ
反り:1.7センチ
目釘穴:2個
元幅:2.98センチ
先幅:1.98センチ
重ね:0.68センチ
刀身重量:600グラム
時代:室町時代文安の頃 1444年中古刀
体配:切先が伸びて反り適度につき
茎の反りが深くつき表裏に棒樋を彫る。
地鉄:よく詰んだ地鉄に映りが現れ綺麗な地鉄となる。
刃紋:匂出来直刃に所々高低があり小足がよく働く。
帽子はのたれて先小丸に返る。

特徴:宇多一族で国房の子供として有名な国久と刀剣博物館で鑑定された作品ですが、はたしてこれほど
綺麗な地肌ができるであろうかと疑問に思えてきます。
宇多国久はほとんどの作品が板目、柾目が強い作品が多いのですが本作は綺麗な地鉄でどうやって宇多国久と鑑定
したのか私には分かりません。作品には特別保存合格しておりますが他の刀工の作品としての合格も今後考えられるかもしれません。

拵:
鞘:黒蝋色鞘
縁頭:赤銅魚子地に植物に鳥などが飛ぶ様を高彫し金で色絵をほどこす
目貫:蟹と草を高彫し金で色絵をほどこす
鐺:赤銅地に花の絵を描く
栗型:黒色に桜の花を金で描く

葵美術より一言:地鉄が素晴らしく映りが良く現れ直刃出来にのたれが混じり、小足がはいり、大切先
の帽子で素晴らしい作品です。 刀剣博物館では室町時代文安の頃 宇多国久と鑑定がなされておりますが私見ではなにか違う様な気がいたします。 時間のある方は再度挑戦してはいかがでしょうか。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形


落札価格:¥1,000,000

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入札履歴

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最高入札者 : jontyh1234

jontyh1234
2022/03/20 (日) 16:50
¥1,000,000
オークション開始
2022/03/19 (土) 11:03

※ = 自動入札