AS22029 刀:無銘(龍門)

説明

ご注文番号:AS22029
刀:白鞘入り(保存刀剣)(委託品)

銘: 無銘(龍門)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(龍門)としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:素銅地に金色絵
刃長:60.5センチ
反り:1.6センチ
目釘穴:2個
元幅:2.61センチ
先幅:1.59センチ
重ね:0.65センチ
刀身重量:505グラム
時代:鎌倉時代末期頃
体配:大擦上無銘で身幅、重ね頃合いで反りが深くつき切先中くらいの作品です。
地鉄:小板目肌良く積んで地沸が良く積んで映りが現れ済んだ精良な地鉄となる
鎬地所々地鉄が良く詰んで精良な地鉄と大肌があらわれる部分が良くもて取れる。
刃紋:匂い口やや深めに直刃の二重刃、打除小足よく働き明るく冴えた作品で帽子、丸く綺麗に働く。

特徴:龍門派は現在の奈良県吉野郡吉野町北部龍門岳の一帯です。鎌倉時代末期延吉、長吉という刀工がおり、嘉暦元年(1326年)といえば正中の乱に敗れた後、醍醐天皇時代で奈良の興福寺の僧侶は彼らに味方をしていたと思われる。大和の流れを汲む刀工群で地鉄が良く明るく済んで映りがあらわれ見事な刃紋であると思います。

葵美術より一言4箇所ほど軽い切り込み瑕があり当時の戦乱を乗り越えてきた時代を感ずるものがあります。鎬地に大肌はあるものの地にはほとんど疵はなく素晴らしい地鉄と刃紋がよく見て取れます。
切先の片面に小さな疵はあるものの素晴らしい地鉄ですので是非おすすめしたい作品です。鞘割れがございますので、修理後お渡しいたします。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形


終了したオークション

入札がなかったため、オークションの期限が切れました

商品カテゴリー: ,

入札履歴

このオークションは終了しました。

入札がなかったため、オークションの期限が切れました
オークション開始
2022/03/16 (水) 11:28

※ = 自動入札