AS21709 脇差:粟田口近江守忠綱(二代)(一竿子忠綱)

説明

ご注文番号:AS21709
脇差:白鞘入り(特別保存刀剣)

銘:粟田口近江守忠綱(二代)(一竿子忠綱)
     
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は粟田口近江守忠綱としてはに上々作ランクされる作品です。
新刀:上々作:良業物:摂津:
研磨済み常研磨
はばき:銀一重
刃長:1尺4寸3分(43.33センチ)
反り:4分5厘(1.36センチ)
目釘穴: 1個
元幅:3.22センチ
先幅:2.49センチ
重ね:0.68センチ
刀身重量:495グラム
時代:江戸時代 元禄の頃
体配:身幅が広く重ね厚く反りが広く
切先がのびた体配の良い姿をした作品です。
地鉄:小板目肌良く練れて地沸がつき綺麗な地鉄となる。
刃紋:刃区より沸出来互の目乱れとなり足長く働き帽子、綺麗に丸く返る。

特徴:粟田口近江守忠綱は初代近江守忠綱の子でのちに2代目を踏襲した著名な刀工です。粟田口近江守忠綱は特に2代となってからは彫りを刀身に刻む傾向となり、それによって大きな人気を得る様になった。 一竿子忠綱は足長丁子乱れが得意で、さらに濤乱刃風の作品や本作の如く丁子乱れがいくつも丁子乱れが混じるなど出来の良い作品が多い。

葵美術より一言:元禄という時代背景があり切れ味重視というよりは派手な作品を求める平和な時代であったと言えます。
多くの刀工が匂口の深い濤乱刃、簾刃、一文字風の華やかな丁字乱れ、匂口の深い直刃等が鎬を削って刀工同士が戦った時代とも云え、その後江戸時代末期まで強い影響を与えたと考えられます。

時代背景:時代背景:武士社会から庶民的な風潮な世界となり、平和な落ち着いた社会に移行する中で、刀剣需要が激減した為と刀剣を制作する刀工に生き残りの為に刃紋も華やかな濤乱刃を焼いたり丁子刃を焼いたりする時代となり刀身彫りを行う時代となった。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳


終了したオークション

入札がなかったため、オークションの期限が切れました

商品カテゴリー: ,

入札履歴

このオークションは終了しました。

入札がなかったため、オークションの期限が切れました
オークション開始
2022/02/22 (火) 09:51

※ = 自動入札