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オークション開始
2025/10/03 (金) 12:06 |
※ = 自動入札
ご注文番号:AS25493
刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)(委託品)
銘: 無銘 (一文字)
鞘書:備前国福岡一文字
大磨上無銘 時代鎌倉中頃
長さ二尺三寸五分有之
昭和五十二歳如月誌之
本阿弥日州(花押)
*人間国宝でありました本阿弥日州先生による鞘書です。
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘 (一文字) 福岡一文字としては 上々作 にランクされる作品です。
鎺:金無垢地(53グラム)(切羽40グラム)
刃長:71.1センチ
反り:2.2センチ
目釘穴:1個
元幅:3.40センチ
先幅:2.06センチ
重ね:0.63センチ
刀剣重量:775グラム
時代:鎌倉時代後期
体配:身幅が広く重ねしっかりとして反りが深くつき、切先がやや伸びる。
地鉄:細かな板目肌に杢目肌が混じり映りが現れる。 鎬地が明瞭に見えるため当時(鎌倉時代末期)の刃紋がよく見れます。
刃紋:刃区から小互の目乱れとなり、刃紋が膨らみ中程近くに大きく乱れ、その先小互の目乱れとなり、鋒近辺には穏やかな互の目乱れとなる。帽子は乱れて先かすかに返る。また金筋が働く。太刀の 表側には明瞭な映りが現れ、裏には前部に映りが現れる。
特徴:備前一文字派は鎌倉初期より始まり、作風から初期の古備前派に近い作を古一文字、中期の華やかな作を福岡一文字、末期の物を吉岡一文字と呼称する。その他に片山一文字、岩戸一文字などと呼ばれる物がある。
本作は鎌倉時代後期の華やかな福岡一文字の素晴らしい作品です。
拵:
鍔:円形の鉄鍔に巴紋を透かし彫りする。
笄:赤銅地に植物を彫り一部金色絵が残る。
縁:
頭:角
鞘:黒呂色鞘
目貫:赤銅地(画題不明)
切羽:金無垢(40グラム)
葵美術より一言:この天正拵は福岡一文字の豪華な刀によくあった拵です。皆様がご覧になって随分と質素な拵かと思われる方も多いと思いますが、笄は大変細かに作られており、また目抜きは赤銅魚子地で彫り口がとても丁寧です。切羽は金無垢地でかなり厚く製作され一組40グラム。 さらに鎺は金無垢は53グラムとなっております。 目の届かない部分に相当贅沢な作品をつけております。是非一文字の素晴らしい作品をお買い求めください。福岡一文字は鎌倉時代末期の作品を言います。
特別保存刀剣
葵美術鑑定書:全身押し形
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