入札履歴
オークション開始
2025/05/15 (木) 12:35 |
※ = 自動入札
刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘: 肥前国住藤原忠広(二代)
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は肥前国住藤原忠広としては上々作 にランクされる作品です。
鎺:金着一重
刃長:2尺3寸2分(70.3センチ)
反り:5分(1.52センチ)
目釘穴:1個
元幅:3.06センチ
先幅:2.12センチ
重ね:0.74センチ
刀剣重量:775 グラム
時代:江戸時代寛永頃
体配:身幅が広く重ねしっかりと鋒の幅も広く、鎬地もしっかりとした作品です。
地鉄:地鉄はよく詰んで肥前刀の特徴を遺憾無く発揮しております。
刃紋:沸出来直刃にのたれ刃が混じり、刃紋は明るく冴える。
特徴:ご覧いただけるように本作は大変珍しく「近江大掾」の文字が抜けております。抜けている理由は大名に献上する場合大掾とついた作品は必ず大掾という銘は刀にはつけないことになっております。したがって銘はしっかりと切らなければなりませんし不敬なことがないように手渡さなければならないのです。大変貴重な作品であると思います。したがってこの作品は生刃もかすかにみて取れますし、目釘穴も一個で状態も素晴らしい作品であります。家来が大
名の作品を常に大切に扱ってきた証であると思います。
拵:
鍔:鍔の細かな同じデザインを彫ったデザインを赤銅地で刻む
縁頭:赤銅魚小地の縁には金で網目模様に彫る。
鞘:青貝散らしの変わり塗り鞘。
その上部には茶色の横に刻みを入れる。
目貫:赤銅魚子地に家紋を描く
葵美術より一言:刀は肥前国住藤原忠広の大名への献上品であり 、拵も格式のある拵です。是非お勧めしたい作品です。
特保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書:全身押し形
開始価格: ¥2,000,000
オークション開始
2025/05/15 (木) 12:35 |
※ = 自動入札