AS21206-脇差:(菊紋)近江守源久道(初代)

説明

脇差:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)(縁頭と小柄、割笄に保存刀装具)
銘:(菊紋)近江守源久道(初代)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は(菊紋)近江守源久道としては上々作にランクされる作品です。
藤代刀工辞典:新刀:上作:山城
研磨済み
はばき:銀一重
刃長:54.0センチ
反り:1.2センチ
目釘穴:1個
元幅:3.09センチ
先幅:2.08センチ
重ね:0.75センチ
刀身重量: 625グラム
時代:江戸時代延宝の頃 1673年
体配:身幅が広く重ね厚く反りやや深く帽子。中鋒となる。
地鉄:小板目よく詰んで練れ山城の地金となる。
刃紋:刃区より直刃、その先匂口の深い互の目乱れが
先端まで続き足が長くはいり刃中、砂流、金筋が働く。

特徴:近江守源久道は堀六兵衛と称し三品性。
京5番鍛として始め近江大掾後近江守を受領し
正徳元年85歳で亡くなる。作風は伊賀守金道のよく似る。

拵:縁頭と小柄、割笄に保存刀装具:無銘(京金工)
鍔:円形の赤銅地鍔にボタンの図柄を彫る。
縁頭:赤銅魚子地に糸を巻いた図柄を高彫し金で色絵をほどこす
鞘:黒呂色鞘にゆるい 刻みを入れた上品な鞘
目貫:赤銅地で何かの道具を高彫し金で色絵をほどこす
小柄;赤銅魚子地に糸巻きの図柄を高彫し金で色絵をほどこす
割笄:赤銅魚子地に糸巻きの図柄を高彫し金で色絵をほどこす

愛美術より一言:本作の近江守源久道は長身で健全な脇差です。 地金は素晴らしく刃紋は典型的な作品でやや匂口の深い互の目乱れに足がよく働き刃中に砂流、金筋がよくみて取れます。
拵えもよく糸巻きの図柄を赤銅魚子地に描いております。
珍しく小柄、笄も同様な図柄であったのは
当時からの作品と言えます。 是非この素晴らしい拵えと長寸の脇
差で欠点のない作品をお勧めいたします。

特別保存刀剣鑑定書
保存刀装具鑑定書:縁頭と小柄、割笄:無銘(京金工)
葵美術評価鑑定書:全身押し形

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2021/11/05 (金) 10:59

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