入札履歴
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オークション開始
2026/03/21 (土) 15:23 |
※ = 自動入札
ご注文番号:AS26026
刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘:於江都藤原清人造之
慶應二年八月日
新々刀:上作:武蔵
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は於江都藤原清人としては上々作にランクされる作品です。
鎺:金着一重
刃長:2尺3寸2分(70.3センチ)
反り:4分5厘(1.36センチ)
目釘穴:1個
元幅:3.26センチ
先幅:2.42センチ
重ね:0.61センチ
刀身重量: 770グラム
時代:江戸時代、慶応頃(1866)
体配:身幅が広く、重ね厚く、棒樋を彫り、鋒の長い体配のよい作品です。
地鉄:よく詰んだ地鉄で精良な地鉄となる。
刃紋:刃紋は互の目乱れでやや丸みを持った作品で鋒は師匠の清麿のごとく乱れ込んだ作品。
特徴:清麿が自害をして亡くなって以来、清麿にはかなりの約束をしていた刀があったのですが清人はこの借財を返却するため30本近い刀を制作してこれを清麿のために返却したと言われております。
清人が茎に掘った於江都は大変珍しく江都とは「江都(こうと)」は、江戸(現在の東京)の異称です。いずれにせよ最後まで師匠のため真を尽くす態度は誠に立派であります。
拵:
鍔:竪丸形の鉄鍔に耳を立ち上げる。銘:是一。
縁頭:頭は伊勢海老の図を彫り金色絵。
鞘:朱と黒の変わり塗り鞘。一部刻みを入れる。
目貫:赤銅魚子地で大ぶりな目貫。是一と彫る。
葵美術より一言:この拵えを長く見ておりますと制作年代が清人が制作した当時が思い出されます。さらに目貫には是一と彫られ、また大きな鉄鍔にも是一と銘を切っております。幕末の作品である点は間違いがなく江都とは「江都(こうと)」は、江戸(現在の東京)の異称です。主に江戸時代、徳川将軍が統治する都という意味合いで使われ、葛飾北斎の「冨嶽三十六景 江都駿河町三井見世略図」などの作品名にも見られます。また、吉徳の雛人形「江都みやび」のように、江戸から東京へ続く文化を指す場合もあります。
時代背景:慶応2年8月20日、幕府は将軍家茂の喪を発し、徳川慶喜の宗家相続を布告します。翌日には家茂の死去を名目とする長州戦争休戦の御沙汰書が発せられました。慶喜は諸大名の会同・意見聴取にもとづく幕政を志向しますが…。紀四度の鋒は長い作品が多くこれは清麿が好んで制作した体配で弟子である清人、栗原信秀も同様な鋒の作品を制作しております。 最後まで師匠を守り師匠の約束事を守り完遂する彼の人生観に私は胸が温まるのです。拵は決して豪華なものではありませんが、意味のある作品で都藤原清人造之が制作したとも思えるのです。少しの初刃が残り研磨も相当綺麗に行われております。 是非この拵と共に保有していってください。
特別保存刀剣
葵美術鑑定書:全身押し形
開始価格: ¥2,500,000
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オークション開始
2026/03/21 (土) 15:23 |
※ = 自動入札