入札履歴
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オークション開始
2026/01/28 (水) 11:30 |
※ = 自動入札
ご注文番号:AS25727
脇差:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘:筑前大掾藤原直胤(花押)(刻印・オシテル)
弘化四年二月日
鞘書:田野辺先生
荘司筑前大掾藤原直胤
七字銘興花押並オシテルの刻印及び弘化4年紀有之
オシテルは難波の枕言葉なりて大坂駐鎚の意也
備前傳の丁子乱の作域而彼の特色を明示し出来宜焉
刃長一尺四寸二分
探山辺道観并誌(花押)
新々刀:最上作:武蔵
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は筑前大掾藤原直胤としては 上々作 にランクされる作品です。
鎺:銀一重
刃長:43.2センチ
反り:1.3センチ
目釘穴:1個
元幅:2.53センチ
先幅:1.66センチ
重ね:0.52センチ
刀剣重量:280グラム
時代:江戸後期、弘化四年(1847年)
体配:身幅、重ねやや薄く、体配の良い筑前大掾藤原直胤の脇差。
地鉄:板目肌よく錬れて肌立ち、地景が入る。
刃紋:丁子乱れ。明るく冴えた作品で足が深く入る。また匂口が深い。帽子はくびれて先小丸に返る。
特徴:大慶直胤は、出羽の國に生まれ、荘司蓑兵衛と称し水心子正秀の門に入りのちに師とともに秋元公の元で仕う。文政4年に筑前大掾を受領する。その後、江戸に出て水心子正秀に入門する。そこで備前伝相州伝等を学び、出藍の誉れと云われる技術を習得しました。正秀は復古刀を唱える中で、直胤は渦巻き状の地鉄を制作し師匠とは全くかけ離れた作品をものにしている。
拵:
鍔:素銅地に鳥の図を彫り金で色絵を施す。
縁頭:素銅地に鹿の図柄を高彫りし金で色絵を施す。
鞘:黒呂色鞘
目貫:飛蝗と蜻蛉を高彫りする。
笄:赤銅魚子地に花の図を彫り金銀色絵をほどこす。
小柄:赤銅魚子地に花の図を彫り金銀色絵をほどこす。
小刀付き
葵美術より一言:大慶直胤は江戸末期の最も良く知られた刀工の一人で備前伝、相州伝、美濃伝、大和伝、等に秀でた。オシテルと刻印の彫られた作品は珍しい。「オシテル」は難波の枕詞であり、大阪駐鍛の意味を言います。本作は長寸で反りの深い古刀写の作品。古備前を写しか来国俊写しかと迷う作品です。 以前、重要美術品の直胤で古刀写の相州伝をみたことがありましたが素晴らしい作品でした。本作も古刀に紛れる姿をしており、是非お勧めしたい作品であると考えます。文化、文政、天保と徐々に鉄質がよくなっていったのは幕末に至り、戦争がやがて激しくなると予想され、どの藩も刀の要望が強くなりつつありました。より優れた作品を製作する努力が強くなっていったと思われます。
特別保存刀剣
葵美術鑑定書:全身押し形
開始価格: ¥1,500,000
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オークション開始
2026/01/28 (水) 11:30 |
※ = 自動入札