AS25615 脇差(薙刀直し):無銘(伝 吉岡一文字)(第52回重要刀剣)

説明

ご注文番号:AS25615

脇差(薙刀直し):白鞘入り(第52回重要刀剣)

銘:無銘(伝 吉岡一文字)

鞘書:寒山先生
吉岡一文字
薙刀直し無銘
刃長一尺五寸七分有之
昭和辛?年晩秋
寒山誌(花押)
将軍家伝来大小一腰之内

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は無銘(伝 吉岡一文字)
としては最上作 にランクされる作品です。
鎺:金着二重
刃長1尺5寸7分0厘(47.58センチ)
反り:3分5厘(1.06センチ)
目釘穴:1個
元幅:3.02センチ
重ね:0.36センチ
刀剣重量:495グラム
時代:鎌倉末期から南北朝時代初期頃
体配:身幅が広く、重ねの薄い薙刀直しの体配をした脇差。
反りが深い。
地鉄:板目肌に杢目肌が混じり、映りが働く。鎬地もよく錬れて地鉄と同様となる。
刃紋:互の目乱れに丁字乱れが交じり、特に物打ち近辺から上は丁字乱れが激しく現れる。所々金筋が働き、帽子は焼詰めとなる。

特徴:吉岡一文字は一文字派のなかでも鎌倉末期から南北朝期にかけて活動した一派で福岡一文字に比べると乱れが穏やかとされる。この作品は元は薙刀でありましたが、脇差になりました。

葵美術より一言:寒山先生の鞘書には「将軍家伝来の大小一腰のうち」と記されており、本作はおそらく由緒ある名家に伝来し、大切に守り継がれてきた刀であると考えられます。
優美な体配を今に伝え、かつてどのような人物の手にあったのかを思い描くだけでも、尽きない趣を感じさせてくれる一振りです。お勧めいたします。

第52回重要刀剣
葵美術鑑定書:全身押し形

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