AS25613 刀: (菊紋)近江守源久道 寛延元戊辰年八月日(特別保存刀剣)

刀：白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘：(菊紋)近江守源久道
寛延元戊辰年八月日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は(菊紋)近江守源久道としては 上上作 にランクされる作品です。

鎺：金着一重鎺
刃長: 70.0 cm
反り: 1.52 cm
目釘穴: 1個
元幅: 3.09 cm
先幅: 2.03 cm
重ね: 0.67 cm
刀剣重量: 775g
時代: 江戸時代後期　1748

体配: 身幅と重ねが尋常、反り浅くつき、鋒尋常。
地鉄：小板目肌やや肌立ち地沸厚くつく。
刃紋：小沸出来匂口深い互の目乱れ尖互の目が交じり鎬地近くまで達する。足が働き、玉を焼く。

特徴：初代近江守久道は二代伊賀守金道の門人で京新刀鍛冶の三品一派の代表工として知られる。本作は寛延元年(1748)の年紀がある作品です。地刃がよく沸づいた明るく出来の良い作品です。

拵：
鍔：竪丸形赤銅魚子地鐔、武鑑図
縁頭：赤銅魚子石目地に家紋
目貫：稲穂図

特別保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書：全身押し形
　　
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