入札履歴
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オークション開始
2025/12/07 (日) 12:55 |
※ = 自動入札
刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘:無銘 (左貞吉)
鞘書:田野辺先生
筑州住左貞吉
大磨上無銘而幅広大鋒の延文・貞治型の体配を呈し地沸厚く精強なる小板目の肌合いに直調小互の目交じりの刃文を焼き沸匂深く厚なりて煌めく沸豊富に付き殊に物打の邊は湯走・二重刃の働き目立ち興趣を添え尖心に掃掛ける帽子となるなど大左一門の特色を示し取分温和な刃取より同工に擬せられる優品也
刃長二尺寸一分弱有之
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は無銘 (左貞吉) としては上々作にランクされる作品です。
鎺:素銅一重色絵
刃長:61.6cm
反り:0.5cm
目釘穴:1個
元幅:3.15cm
先幅:2.63cm
重ね:0.58cm
刀剣重量:615g
時代:南北朝時代
体配:身幅広く重ねやや薄い三つ棟で、反りがほぼなく、大切先の大磨上無銘の刀
地鉄:精緻な小板目肌に地景も入る。
刃紋:刃紋は直刃基調にのたれが交じり、物打付近は荒沸がつき二重刃が働く。
特徴:中古刀:業物:上々作 筑州(筑前)
左貞吉の師である大左は南北長期の博多の刀工で、地刃ともに明るく冴えて地景金筋が入る作風を創りあげた。
葵美術より一言: 左一派の特徴は地金の美しさにあると考えますが、本作もよく澄んだ美しい地金で、穏やかながらも沸がついて二重刃など豊かな働きを見せる刃文が魅力的な作品です。
特別保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書:全身押し形
※海外送料別途
開始価格: ¥1,200,000
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オークション開始
2025/12/07 (日) 12:55 |
※ = 自動入札