入札履歴
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オークション開始
2025/11/23 (日) 10:43 |
※ = 自動入札
ご注文番号:AS25476
刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘:雲藩士高橋長信作
慶応三年八月十五日
新々刀:上作:武蔵
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は としては 上作 にランクされる作品です。
鎺:金着二重鎺
刃長:75.1センチ
反り:0.9センチ
目釘穴:2個
元幅:3.16センチ
先幅:1.62センチ
重ね:0.83センチ
刀剣重量:950グラム
時代:江戸時代末期、慶応三年
体配:長寸で(75.1cm)、反りがやや浅く、鋒が伸びて生刃が残る健全な刀です。
地鉄:小板目肌よく錬れて精良な地鉄となる。
刃紋沸出来、直刃明るく冴えて小足が柔らかく働き、帽子丸く返る。
特徴:高橋長信は若州冬広十七代孫高橋理兵衛と称する。長運際綱俊の門人で松江の藩刀工となる。江戸の麹町に住み、冬広と銘を切る作品もある。明治8年ないしは9年に60歳くらいで亡くなる、作風は長運歳綱俊に似た丁子刃多いが、この作品は直刃出来の傑作であります。 鑢目は勝手上りのため彼は左利きであったと考えられます。
葵美術より一言:まず長寸の作品で生刃が残り、長さが長いところから切れ味をよくした刀であると考えられます。がっしりとして健全であり使用しやすい体配の刀です。慶応3年は明治初年に最も近く、いよいよ明治となる時代です。左利きは器用だと言われておりますがこの刀工は刀身に彫りも行う名人です。江戸時代天保から慶応3年以上刀工として頑張ってきた刀匠で松江藩の藩工でありました。
特別保存刀剣
葵美術鑑定書:全身押し形
開始価格: ¥1,000,000
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オークション開始
2025/11/23 (日) 10:43 |
※ = 自動入札