入札履歴
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オークション開始
2025/11/22 (土) 12:19 |
※ = 自動入札
ご注文番号:AS25507
刀:白鞘入り( 第41回重要刀剣)
銘:無銘(古波平)
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(古波平)としては 最上作 にランクされる作品です。
鎺:金着一重
刃長:76.6センチ
反り:2.5センチ
目釘穴:2個
元幅:3.01センチ
先幅:1.78センチ
重ね:0.62センチ
刀剣重量:855グラム
体配:この作品はほぼ生に近い作品で反りが深く付く。
地鉄:鎬地の刃紋と地の刃紋が同一であります。
刃紋:鎌倉時代の刃紋は明るく冴えており、帽子も同様です。
特徴:古波平は波が平になるという事で海軍の軍人にとっては喜ばれた刀です。薩摩国谷山郡谷山郷波の平現在の鹿児島県鹿児島市上幅元字波の平一の谷の合戦の時猪保則綱が怪力無双と言われた。越中前可盛俊の首をあげた時の刀は薩摩国住浪平造の一物であった。波平の近くの海岸は砂浜鉄の豊富な産地であるといわれ刀を製作するには絶好の場所であったと言われております。現存する刀剣は行安が現在ある作品ではその租となっております。古刀期、古波平、中波平、末波平と分けられるが、古い波平は平安期と言われ行安、行仁、安則、行正、安光などがおります。
葵美術より一言:長さが76.6cmと長くほぼ生に近い作品で堂々とした優雅な作品です。 平成10年日本美術刀剣協会大分支部主催の美術刀剣と刀装具展に出展された太刀です。重要な点はか鎌倉時代の作品と重要図譜には書かれております。堂々とした見事な作品で刃紋は古波平明るく冴えた直刃の刃紋です。茎の鑢目も見て取れます。この古波平は刀剣図譜では鎌倉時代としておりますが、時代はもっと古いかもしれません。鹿児島から出たこの作品は優美な姿で刀身には疵欠点のない素晴らしい作品です。ご自宅の宝として是非大切にお持ちください。
刀剣博物館では平安時代の永遠の頃に正国なう刀工が大和から来住し波平の祖となるという。その子を行保と称し門流は近世来にまで及んでおります。古波平とは南北朝時代を降らない作品をいい、作風の様式は大和物に近似するが地刃の沸が微細で地がねがねっとりとした柔らかく感じられ匂口も柔らかく潤み心となり区際が焼き落としをするなあどの特徴があります。
本作は 擦り上げ無銘ながら腰反りが残りやや細身で鎬が高く、元先に幅差のついた姿を示し、地刃には大和伝が示されているが仔細にみると大和本国に近似するが、地刃の沸がねっとりとして白気映り映りが目立ち、細直刃にも所々うるみがあり、古波平と関することができる。年代的には鎌倉時代を降らない一派の優品と関せられる。
第41回重要刀剣
葵美術鑑定書:全身押し形
※海外送料別途
開始価格: ¥4,200,000
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オークション開始
2025/11/22 (土) 12:19 |
※ = 自動入札