入札履歴
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オークション開始
2025/11/01 (土) 12:56 |
※ = 自動入札
ご注文番号:AS25434
短刀:白鞘入り、二重箱付き(特別保存刀剣)
銘:月山貞勝謹作(花押)
昭和六年三月吉日
皇子殿下御誕生記念
為中尾謹次郎氏
箱書:短刀 壱振
皇子殿下御生誕記念
為中尾謹次郎氏
相州鎌倉正宗伝以秘術
長さ八寸五分謹作
御刀匠 月山貞勝
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は月山貞勝としては上々作 にランクされる作品です。
鎺:金着一重月山鎺
刃長:25.7センチ
反り:0.2センチ
目釘穴:1個
元幅:2.60センチ
重ね:0.2センチ
刀剣重量:145グラム
体配:身幅がしっかりと三棟となる。体配の良い短刀です。
地鉄:小板目肌よく錬れて、肌目が細かく見て取れる。
刃紋:小沸出来、匂口が深い互の目乱れとなり、細かな砂流や金筋が働き、相州伝の作品となる。
特徴:月山貞勝は大正期から昭和初期にかけてを代表する名匠である。貞勝は明治2年に初代月山貞一の息子として生まれ、伊勢神宮の奉納刀などを手がけ、自身の技量を大いに発揮した。実子の二代月山貞一や髙橋貞次の二人の人間国宝をはじめとして、多くの刀匠を育てた。相州伝、備前伝、大和伝等あらゆる作域を得意としていて技術の高さが窺える。綾杉肌とよばれる鎌倉時代から受け継がれる月山独特の肌を焼いた。昭和18年74歳で没する。
葵美術より一言:皇子殿下の御生誕を記念し、制作した短刀です。箱も外箱もしっかりとしたおり、これから数百年先も大切に保たれてゆく楽しみが思われます。
特別保存刀剣
葵美術鑑定書:全身押し形
開始価格: ¥1,000,000
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オークション開始
2025/11/01 (土) 12:56 |
※ = 自動入札