入札履歴
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オークション開始
2025/10/25 (土) 16:39 |
※ = 自動入札
ご注文番号:AS25443
刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘:無銘(岩戸一文字)(正中一文字)
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(岩戸一文字)としては上々作 にランクされる作品です。
鎺:金着二重鎺
刃長:64.8センチ
反り:2.0センチ
目釘穴:2個
元幅:2.87センチ
先幅:1.51センチ
重ね:0.67センチ
刀剣重量:565グラム
体配:元幅やや広く、重ねしっかりと反りが高くつき、鋒やや深い。
地鉄:小板目肌よく詰んで映りが一文字風に華やかに働く。
刃紋:匂出来、丁子乱れがよく働く。特に表側は見事な一文字で刃紋も綺麗に働く。裏面は刃元から丁子乱れがよく働き、中程から先にかけて穏やかに直刃が大きくなる。しかし映りは乱れ込んで華やかな焼きとなる。
特徴:岩戸一文字は別名「正中一文字」、「備州岩戸」とも言われる。鎌倉時代末期、元寇が日本を襲ってきた時代に岩戸一文字
(正中一文字)が出てきて活躍する。この作品は鎺元からよく乱れ、福岡一文字風に中程まで続き、鋒にかけては表側は続くが裏は
物打ち金辺から直刃調となり、映りが激しい丁子乱れとなる。帽子は乱れ込んで丸く返る。 鎬地は小板目に杢目肌も映りが現れてまさが入る。この一文字の面白さはは華やかな刃紋と映りの激しさであろうと思います。詳細に見ると刃紋に沿って砂流や金筋が働き、華やかさを表しております。
拵:
鍔:円形の鉄鍔に透かし彫りをほどこす。耳には金で色絵を施す。
縁頭:赤銅魚子地に傘や蓑など道具類を高彫りし金で色絵を施す。
鞘:黒呂色鞘
目貫:道具を高彫りし金で色絵を施す。
葵美術より一言:華やかな正中一文字の作品で鎌倉時代末期に近い作品です。このような時代に華やかな刃紋の作品が出来上がったと言われております。是非お勧めしたい見事な出来です。
*鎺上に欠けあり。ご注文の前は必ず画像をご確認ください。
特別保存刀剣
葵美術鑑定書:全身押し形
開始価格: ¥1,850,000
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オークション開始
2025/10/25 (土) 16:39 |
※ = 自動入札