AS18474 刀:長曽祢興里入道(以下切)虎徹(保存刀剣)

説明

ご注文番号:AS18474

刀:白鞘入り(保存刀剣)

銘:長曽祢興里入道(以下切)虎徹
                               
新刀:最上作:最上大業物
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は長曽根興里としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:銀一重
刃長:65.4センチ
反り:1.2センチ
目釘穴:4個
元幅:2.9センチ
先幅:1.83センチ
重ね:0.58センチ
時代:江戸時代寛文の頃
体配:4cm程摺上げられた刀で身幅、重ね尋常な
反りの浅い寛文新刀の体配で中切先となる。
地鉄:小板目肌実に良く練れて地錵が付き精良な地金となる。
刃紋:錵出来、匂口明るく冴えてのたれて浅い互の目乱れが混じり
刃中、砂流しがかかり足が入る
帽子、のたれて丸く返る。

特徴:長曽根虎徹は元越前の甲冑師であり、明暦2年頃に彼が50歳の頃に江戸に出て刀鍛冶に転じ
通称三之丞と称したといわれている。興里と名乗ったが入道して初めは古鉄に字を用い
後に虎徹の文字をあて、更に寛文4年8月からは乕徹の字を用いている。
年期作では明暦2年が最初期であり、その最終は延宝5年である。
彼の作は地鉄が強く焼刃の匂口が明るく冴えるのが特徴で作風も前期には瓢箪刃
と称される大小の互の目乱れが連なる刃を後期には数珠刃と呼ばれる独特な
互の目乱れうを焼き高く評価されている。
この作品は錵出来の匂口明るく冴えてのたれて浅い互の目乱れが混じり
刃中、砂流しがかかり足が入る。帽子、のたれて丸く返る作品です。
なお虎徹の中で最も評価された作品は長曽根興里と銘を切った作品と言われております。   
摺上げ、区送はありますが地金の良さと刃紋の独特な明るく冴えた作品を是非お求め下さい。

葵美術より一言:長曽根虎徹は年齢を経て刀工に至ったので作品が少なく愛刀家垂涎の刀であります。
本作は摺上げられておりますが長曽根虎徹の間違いのない作品です。 特に地金が抜群に良く詰んで
地錵が厚く付き美しい地金と言えます。刃紋は掟通りの錵の強いのたれに浅井互の目乱れを焼き
足が良く入り明るく冴えております。 かつて私がロンドンで見かけた虎徹も抜群の地金に明るく冴え冴え
した作品でした。裏には裁断銘がありましたが、多少擦上、区送がございました。
本作は長曽根興里入道虎徹の典型作ですので是非皆様この機会を逃さないで下さい。
なお新撰組の隊長であった近藤勇は切れ味の鋭かった長曽根虎徹入道興里を
ことのほか気に入っていたそうです。一説によるとこの虎徹は偽名で中
身は清麿を改竄したと言われておりますが、まずは後世の作り話であったと考えられます。  
それほど出来が異なっているので、当時であっても間違える事はなかったと考えるのです。

保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書:全身押し形




開始価格: ¥3,000,000

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終了時刻: 2025/10/04 (土) 10:30
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2025/09/27 (土) 17:11

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