AS25370 太刀: 備州長船友貞(小反り)(第48回重要刀剣)

説明

ご注文番号:AS25370

太刀:白鞘入り、拵え付き(第48回重要刀剣)

銘: 備州長船友貞(小反り)

鞘書:備州長船友貞 小反物
刃長二尺一寸九分 薫山誌(花押)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は備州長船友貞としては 最上作 にランクされる作品です。
鎺:金着一重
刃長:66.5センチ
反り:2.91センチ
目釘穴:4個
元幅:2.91センチ
先幅:1.89センチ
重ね:0.79センチ
刀剣重量:655 グラム
時代:南北朝時代
体配:身幅が尋常、重ねが厚く、反りが深くつく。棒樋を彫り、鋒が伸びた綺麗な体配をした作品。
地鉄: 板目肌に杢目が混じる。よく詰んだ地鉄。淡く映りが現れる。
刃紋:匂出来、互の目乱れに角ばる刃が混じる。小足・葉が入り、小沸つき砂流しはいる。帽子尖り心に返る。

特徴: 長船友貞は古今鍛治備考によれば備州長船応永頃と記載されております。本作はその作風および名振り南北朝時代後期のの刀工のと推察される。この太刀は板目、杢目流れ、肌立ち地沸が微塵につく。地景風の小模様を呈し小足・葉が入り、小沸がつくなどでき口を表しており、また苗字が小振りとなるなどでき口を表しており、同行の作例はこの作以外経眼がなく、在銘長船友貞の作域を知ることでは貴重である。
長船友貞は備前に属する小反り派の刀工で出来が素晴らしく、刃紋は穏やかな互の目乱れとなり、映りが現れ、反りが深い優美な作品と言えます。また薫山博士の鞘書がついております。

拵:
鍔:鉄鍔に透かしをいれる。縁には鉄骨が現れる
縁:赤銅地に波、貝、蟹を彫り金色絵
頭:角
鞘:黒呂色鞘
目貫:動物の図を彫る。
笄:赤銅魚子地に輪宝を彫る
小柄:植物の図を彫り金色絵
小刀付き(竹製)

葵美術より一言:非常によくできた備州長船友貞の太刀で映りもよく出ております。特によく練れた地鉄が美しくまた拵も見事です。是非お勧めしたい作品です。

第48回重要刀剣(*再発行の指定証明書)
葵美術評価鑑定書:全身押し形




開始価格: ¥4,500,000

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終了時刻: 2025/10/04 (土) 10:30
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2025/09/27 (土) 10:58

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