入札履歴
oozawa01091
2025/09/20 (土) 19:50 |
¥350,000 |
オークション開始
2025/09/19 (金) 10:20 |
※ = 自動入札
ご注文番号:AS23411
刀:拵え入り
銘: 長光
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は長光としては上作 にランクされる作品です。
鎺:素銅地鎺
刃長:69.3センチ
反り:1.8センチ
目釘穴:1個
元幅:3.32センチ
先幅:2.36センチ
重ね:0.75センチ
刀剣重量 810 グラム
時代:昭和、戦時中
体配:長光としては通常より長い作品で69.3cmあります。
身幅があり重ね厚く反りが深くつき鋒が伸びる。
生刃が4cmほどあり、健全な作品と言えます。
地鉄:小板目肌良く錬れて綺麗な地鉄となる。
刃紋:沸出来、小互の目乱れが現れ、細かく刃区より鋒に至るまで続く、帽子乱れこむ。
特徴:長光(一龍子)本作は茎の形態から昭和刀の長光の出来の良い作品と考えられる。戦時中岡山刑務所の所長であった江村繁太郎は、刑務所内で本来真面目な受刑者の更生を願って、日本刀の制作を行い数多くの日本刀を制作した。当時岡山県の刀工であった市原一龍子長光を招き同様に囚人達に刀を制作させた。長光は陸軍受命刀匠として当地では名が知られ陸軍々刀技術奨励会入選した刀匠であります。長光は囚人を指導して刀剣の制作を行ったため作風にばらつきがあり又研磨も充分ではなかった為、一見すると粗雑な刀と思われますがよく研磨された刀を見ると地金も評価される作品で出来の良い作品は目を見張る、刀も存在するのです。銘は単に長光、一龍子作、一龍子長光、備前国於烏城下一龍子長光作等と銘を切ります。
拵:大日本帝国陸軍軍刀拵。
葵美術より一言:戦時中岡山刑務所の監視官の要請で囚人に日本刀の制作を教えた刀工として有名な長光は数多くの作品を制作した。出来の良い作品も多く新新刀に迫る傑作も残しております。
本作は互の目丁子乱れに足がよく働き、刃中にも明るく冴えた作品です。長光や江村は根強い人気があり今後楽しみな作品と言えます。
時代背景:第2次世界大戦で数多くの日本刀が制作されましたこの作品は陸軍軍刀としては長く69.3cmもあり、研磨も行われている作品で貴重であると言えます。日本人として背の高かった軍人と考えます。また研磨も施されておりますのでそのまま鑑賞用の作品としてお勧めいたします。
葵美術鑑定書:全身押し型
※海外送料別途
現在価格:¥350,000
oozawa01091
2025/09/20 (土) 19:50 |
¥350,000 |
オークション開始
2025/09/19 (金) 10:20 |
※ = 自動入札