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入札がなかったため、オークションの期限が切れました
オークション開始
2025/09/13 (土) 14:42 |
※ = 自動入札
太刀:白鞘入り(第22回重要刀剣)
銘: 守弘
鞘書:越前千代鶴守弘
刃長二尺三寸九分半
昭和甲寅年長月
薫山誌
中古刀:上作:越前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は守弘としては最上作にランクされます。
刃長:72.6cm
反り:2.1cm
目釘穴:2個
元幅:3.06cm
先幅:1.90cm
重ね:0.84cm
刀剣重量:845g
時代:南北朝時代
体配:身幅尋常、重ね厚く反りやや深いほぼ生の作品で
太刀銘に銘が切られている。
地鉄:板目肌流れごころに肌立ち地沸つく。
鎺近くに鍛割れがあるが、鎺でほぼ隠れる場所にあります。
刃紋:沸出来、匂口深い小互の目乱れに足、葉が入り、金筋砂流が働く。帽子乱れ焼き詰めとなる。
特徴:守弘は千代鶴国康の子供で加賀にも住し加茂三郎と称する。薫山先生の鑑刀日々抄 続の127ページに記載されております。古刀大鑑の609ページにも記載されております。本作は、腰反りが高くつき、踏ん張りが付く。地景が入り、地沸が細かくつく。刃紋は互の目調の小乱れとなり、足がよく入り、表裏に角止めの棒樋を彫る。茎はほとんど生で棟に肉が付いて丸みがある。鑢目は浅い勝手下りです。二字銘のしっかりとした銘があり、南北朝時代の北国ものに鑑せられる。 この守弘は何点か見られるので銘振りが異なり、この作品が初代で、他の作品は二代かもしれない。この作品位は淡い映りが現れ、三棟となっております。 貫禄ある作品で銘がしっかりとしており、反りが深く、鋒やや伸びた体配良いの作品でぜひお勧めしたい太刀です。
鑑刀日々抄 続(p.127コピー付き)
古刀大鑑(p.609コピー付き)
第22回重要刀剣
葵美術評価鑑定書:全身押し形
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