AS25425 短刀：井上真改(偽銘)

ご注文番号：AS25425

短刀：白鞘入り、拵え付き

銘:井上真改(偽銘)
(菊紋)寬文十三年

※台帳と相違がありましたため、特別貴重の画像を削除いたしました。

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は井上真改(無保証)としては上作にランクされる作品です。
鎺:銀二重鎺
刃長:27.3センチ
反り:0.2センチ
目釘穴:2個
元幅:3.03センチ
重ね:0.69センチ
刀剣重量:245グラム
時代：江戸時代後期
体配:身幅が広く重ねしっかりとした作品。
刀身には濃密な剣巻龍を彫る。
地鉄:小板目肌がよく錬れて精良な地鉄となる。
刃紋:沸出来、互の目乱れとなり、帽子丸く、返りが深い。

特徴：この作品は残念ながら当社では認められない真改の作品です。しかし刀身に彫られた龍の彫り物は大変よくできております。

拵:
鍔:赤銅地のはみ出し鍔に龍の図を彫り金色絵。
縁頭:赤銅魚子地に秋草と秋虫の図を彫り金色絵。
鞘:黒呂色鞘に青貝散らし
目貫:赤銅魚子地に花と籠を彫り金色絵。

葵美術より一言:なかなか出来の良い一昨拵です。残念なのは井上真改の銘が偽銘であるということです。しかしながら刀身に彫られた龍はよく彫られていることと、拵が一作拵でなかなかよくできているということです。恐らく製作年代は江戸時代後期の作品であると思います。

葵美術評価鑑定書:全身押し形
※海外送料別途