入札履歴
オークション開始
2025/08/27 (水) 10:12 |
※ = 自動入札
刀:白鞘入り(保存刀剣)
銘: 泰龍(以下不明) (泰龍斎宗寛造之)
元治元□五月
新々刀:上作:武蔵
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 大龍斎宗寛造 としては 上作にランクされる作品です。
鎺:銀一重
刃長:65.3センチ
反り:1.1センチ
目釘穴:2個
元幅:3.2センチ
先幅:2.5センチ
重ね:0.68 センチ
刀剣重量:905 グラム
時代:江戸時代末期の頃
体配:身幅が広く重ね厚く、磨り上がってはおりますが、鋒やや長くなり、銘の部分が錆びております。三棟となる。重量もある。
地鉄:小板目肌よく詰んで綺麗な地鉄となる。
刃紋:一線を引いた様な小互の目乱れの作品で鋒の刃紋も乱れこむ。
特徴:茎の部分が銘が錆びておりよく見えませんが、大龍斎宗寛造之と銘があり、裏には元治元□五月と年紀が読めます。上の部分はしっかりとした刃紋が小互の目乱れとなり、良く出ております。 鋒は互の目乱れとなり、小丸に返っております。
葵美術より一言:泰龍斎宗寛は江戸深川箱崎に住んでおり、固山宗次の門人と言われております。身幅が広く豪壮な作品を制作し、中には映りのある作品も制作いたします。初期作は固山宗次風の作品も多かったのですが、後には小互の目乱れとなり、頭の揃った作品を制作し頭には全体に映りの立つ作品が多くなります。作品は師匠の宗次によく似ており、丁寧な作品が多く、傷や欠点のある作品は見当たりません。本作は銘の部分にサビが残り惜しまれますが上部は状態も良くお勧めいたします。
保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書:押し型
開始価格: ¥450,000
オークション開始
2025/08/27 (水) 10:12 |
※ = 自動入札