入札履歴
オークション開始
2025/08/26 (火) 10:35 |
※ = 自動入札
ご注文番号:AS22664
刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘:備前長船住横山祐忠
明治三年八月日
新々刀:備前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は備前長船住横山祐忠としては上々作 にランクされる作品です。
鎺:金着一重
刃長:2尺1寸2分(63.64センチ)
反り:五分(1.82センチ)
目釘穴:1個
元幅:3.13センチ
先幅:2.19センチ
重ね:0.69センチ
刀剣重量:710グラム
時代:明治3年(1870)
体配:身幅やや広く重ねしっかりとし、反りが適度にあり、切先が伸びて生刃が長くのびた健全な作品です。
地鉄:小板目肌よく練れて無地に近く、また鎬地の肌は柾目がなく横山一派の特徴を良く掴んでいる。
刃紋:匂出来風に丁子乱れが良く働き、刃区より直刃、その先美しい丁子刃は横山一派の祐包・祐永のような作風となる。
特徴:横山一派の作品は独特の美しい丁子刃で横山祐包、横山祐永の伝統の元に数多くの刀工が同様の作品を製作する。この丁子刃は製作が難しく、破綻のない素晴らしい作品といえます。是非お求めください。明治4年になると廃刀令が出され日本刀の製作が禁止され多くの刀工は失業の憂き目となります。祐忠は当時かなり上手な刀工であったので極めて辛い体験をしなければならなかったと思います。
拵え:
鍔:円形の鉄鐔に牡丹図を透かし彫りする。
目貫:赤銅地に牡丹を高彫りし金色絵。
縁頭:赤銅地に牡丹を高彫りし金色絵。
鞘:黒蝋色鞘一部に刻みを入れる。
特別保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書:全身押し形
開始価格: ¥750,000
オークション開始
2025/08/26 (火) 10:35 |
※ = 自動入札