入札履歴
オークション開始
2025/08/20 (水) 09:58 |
※ = 自動入札
ご注文番号:AS25330
太刀:白鞘入り
銘:信濃國八町薬師
古川清行作(無監査刀匠)
昭和五十六年十二月日
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は古川清行としては上作にランクされる作品です。
鎺:金無垢二重鎺(40グラム)
刃長:71.5センチ
反り:2.0センチ
目釘穴:1個
元幅:3.26センチ
先幅:2.37センチ
重ね:0.72センチ
刀剣重量:800 グラム
時代:現代(1981)
体配:身幅が広く重ね厚く表裏に棒樋を彫り、鋒やや長く豪壮な姿をした刀です。
地鉄:小板目肌よく錬れて黒味のある綺麗な地鉄となります。
刃紋:沸出来、互の目乱れ高低に変化があり、砂流、金筋が現れる。帽子乱れ込んで先丸く返りが深い。
特徴: 古川清行刀匠は1948年(昭和23年)に長野県で生まれ、東京理科大学に入校するが人間国宝である宮入昭平に入門し技術を学びました。1987年(昭和62年)の新作名刀展において無監査の賞を獲得します。2015年(平成27年)に67歳で亡くなります。 その間、長野県須坂市の無形文化財に指定され、寒山賞・優秀賞などを獲得しました。特に師匠の宮入昭平から学んだ相州伝や相州備前伝を制作し、評価を高めました。
葵美術より一言:身幅が広く、重ねやや厚く、表裏に二筋樋を彫り、高低のある刃紋を焼く。研磨は最上研磨が行われ、よく引き込まれた研磨によって地鉄の良さがよく出ております。
葵美術鑑定書:全身押し形
開始価格: ¥850,000
オークション開始
2025/08/20 (水) 09:58 |
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