入札履歴
オークション開始
2025/07/25 (金) 11:07 |
※ = 自動入札
刀:白鞘入り (保存刀剣)
銘:無銘 (伝 綾小路)
鞘書:田野辺先生鞘書
山城国綾小路 但摩上無銘也
地刃に定利、定吉等一類の特色を示す
佳品也 刃長2尺2寸4分余有之
推時庚寅手長月探山邊道識
鎺:銀着一重
刃長:77.1 センチ
反り:2.8 センチ
目釘穴:2個
元幅:3.0センチ
先幅:1.65センチ
重ね:0.72センチ
時代: 鎌倉時代中期頃 宝治頃 1247
体配:身幅、重ね尋常な反りの深い体配の良い太刀姿
地鉄:小板目肌に杢目肌が混じり、地錵が付き、山城独特の精良な地金となる。
刃紋:錵出来互の目乱れに丁字乱れが混じり、刃中、足、葉盛んに働き、二重刃となる。古雅な風情を醸し出す。細かな金筋が働く。
特徴:綾小路は定利を祖として定吉等が活躍する刀工群で鎌倉中期宝治頃に作刀する。京四条綾小路に住し法名了阿部弥と称す。
本作は中程に大きな切り込み(誉れ瑕)があり戦いの凄まじさを感じさせる。刃中の働きが一段と複雑に入り込み古備前を彷彿とさせる出来ですが二重刃に刃紋の上部に働きがあるなど綾小路の見方は正しいと考えられる。堂々とした体配で流石貫禄ある作品です。
保存刀剣
葵美術評価鑑定:全身押し形
開始価格: ¥1,200,000
オークション開始
2025/07/25 (金) 11:07 |
※ = 自動入札