入札履歴
オークション開始
2025/07/22 (火) 11:29 |
※ = 自動入札
刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)(特別貴重刀剣)
銘: 武蔵太郎安国
真十五枚甲伏作
鞘書:武蔵太郎安国 長さ二尺三分
昭和壬辰十月 本阿弥光孫(花押)
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。本作の出来は武蔵太郎安国としては上々作にランクされる作品です。
鎺:金着一重
刃長:69.4センチ
反り:2.1センチ
目釘穴:1個
元幅:3.57センチ
先幅:2.62センチ
重ね:0.8センチ
刀剣重量:880 グラム
時代:江戸時代元禄の頃
体配:身幅が広く重ね厚く、棒樋を彫り、反りが強く反り健全な作品です。
地鉄:小板目肌良く練れた地金となる。
刃紋:沸出来、刃区から直刃出来その先互の目乱れとなり、帽子丸く返る。
特徴:武蔵太郎安国は下原一派の流れで大村加朴の門人。江戸麻布に住むという。 当時から有名でかなり人気があったとされる。裏に刻まれた真十五枚甲伏作は刀を製作する時の方法である。映画「大菩薩峠」で主演の片岡千恵蔵が使用した刀が武蔵太郎安国だったことで有名になり、戦後の日本で人気になりました。
本作は身幅が広く、反りが深くつき、棒樋を彫る。鋒の長い豪壮な作品といえます。
葵美術より一言:武蔵太郎安国は映画で有名な作品となった。片岡千恵蔵が映画に出ますと私などは喜んで見かけたものです。 それ以来、不思議なことに武蔵太郎安国は今でも覚えているのです。
拵え鞘の塗り直しをご希望の方には別途2万円にて承ります。
拵:
鍔:楕円形の鉄鍔に鹿が二匹佇む。
縁頭:鉄地に花を入れた図柄
鞘:黒呂色鞘
目貫:赤銅地に紋様を彫り、金で色絵を施す。
特別保存刀剣鑑定書
特別貴重刀剣鑑定書
葵美術鑑定書:全身押し形
開始価格: ¥1,500,000
オークション開始
2025/07/22 (火) 11:29 |
※ = 自動入札