入札履歴
オークション開始
2025/07/19 (土) 13:00 |
※ = 自動入札
刀:白鞘入り(第26回特別重要刀剣)
銘: 伊賀守藤原金道
鞘書:
日本刀大鑑所載之一 伊賀守金道
五字銘有之 典型作の一也
刃長2尺4寸8分半有之
昭和乙酉年初秋吉日 寒山誌(花押)
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は 伊賀守藤原金道としては最上作 にランクされます。
鎺: 金無垢二重と思われる (52g)
刃長:2尺4寸8分5厘(75.3cm)
反り:6分(1.8cm)
目釘穴:1個
元幅:3.12cm
先幅:2.36cm
重ね:0.61cm
刀剣重量:880g
時代: 桃山時代
体配:身幅広く、反りが深めについて元幅と先の幅差が開かず、鋒が伸びる。
地鉄:板目肌、裏は部分的に流れ、所々肌立ち地沸がよくつき地景が入る。
刃紋:沸出来、湾れに互の目、小互の目などを交じえ、足、葉が入り、所々湯走りや、飛焼き、砂流が働く。帽子表はのたれ込み、裏は乱れ込んで、わずかに先掃掛けて尖りごころに返る。
特徴: 初代伊賀守金道は兼道(大道)の子で1559年に父と弟の来金道、丹羽守吉道、越中守正俊とともに美濃から京に移住し、天正頃から活動し、文禄3年(1594年)伊賀守を受領した。
受領前は匂口が締まりごころの末関の作風を示すのに対して受領後は、沸が強く金筋砂流がかかた乱れ刃と一派の特色である三品帽子を焼くようになる。
本作は地刃に複雑な様相を見せる志津風の出来で、受領後の金道の力量を示した貴重な作品です。
本作は日本刀大鑑 新刀篇一のp.86-87と刀剣美術771号に掲載されています。
第26回特別重要刀剣
葵美術鑑定書:全身押し形
開始価格: ¥15,500,000
オークション開始
2025/07/19 (土) 13:00 |
※ = 自動入札