AS24389 刀:永貞 (御勝山永貞)(特別保存刀剣)

説明

刀:白鞘入り(特別保存刀剣)

銘: 永貞 (御勝山永貞)
明治二年二月日

新々刀:中上作:美濃
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は永貞としては 上上作 にランクされる作品です。
鎺:銅地、金色絵一重
刃長:68.1センチ
反り:1.2センチ
目釘穴:1個
元幅:3.05センチ
先幅:2.21センチ
重ね:0.62センチ
刀剣重量:695グラム
時代:明治二年
体配:長さ普通で鎬地に二筋の棒樋の房樋を彫り、三鋒となる。鋒長くつく。
地鉄:小板目肌よく練れて肌目がよく見て取れる。
刃紋:沸出来互の目乱れ匂口が深く付き帽子、乱れ込む。

特徴:御勝山永貞は濃州御勝山に住し、新々刀時代に置ける美濃鍛治でのちに江戸に住す。永貞は本名松井治一郎と称し文化6年美濃の国不破郡に松井直三郎の子として生まれた。彼は一時紀州徳川家のご用鍛治として紀州に移住したと言われまた万延元年頃には伊勢田丸においても鍛刀を行った。その後文久2年頃に江戸青山に住して作刀し明治2年に61歳で亡くなっております。 すなわち明治2年2月に亡くなっておりますのでこの刀を製作して終了して亡くなったと考えられます。かなり弱々しい最末期を思わせる作賓ですが最後の力を降り注ぎ製作したと考えられます。私も御勝山永貞の明治2年2月以降の作品は見ておりません。かなり上手な刀工であったため偽名も多いのは事実です。しかしこの作品は刀剣博物館での特別保存刀剣の審査にも合格しております。御勝山永貞は三つ棟の作品が多くこの刀も同様です。是非お勧めしたい作品です。

葵美術より一言:御勝山永貞はかなり重要刀剣に指定されております。これは相州伝であり、出来の良い作品であるからであると思います。御勝山永貞の刀はほとんどが三棟でありますので購入する際は確かめてみてください。

特別保存刀剣
葵美術鑑定書:全身押し形




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終了時刻: 2025/07/11 (金) 10:30
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