AS25239 刀:江州住人佐々木善四郎源一峯(2代)(特別保存刀剣)

刀:白鞘入り、拵付き(特別保存刀剣)

銘: 江州住人佐々木善四郎源一峯(2代)
天和三歳二月日

新刀:業物:上作:近江
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は佐々木善四郎源一峯としては最上作にランクされる作品です。
鎺:金着一重
刃長:67.2センチ
反り:1.5センチ
目釘穴:1個
元幅:3.15センチ
先幅:2.04センチ
重ね:0.69センチ
刀剣重量:715 グラム
時代:江戸時代、天和頃
体配:身幅がやや広く重ね尋常な反りやや深く、鋒の伸びた作品です。
地鉄:小板目肌よく詰んで精良な地鉄となる。
刃紋:小沸出来匂口の深い互の目乱れとなり、匂口が深く素晴らしい作品となる。

特徴:江州住人佐々木善四郎源一峯 (2代)は初代の佐々木一峯とは異なり、出来は2代の作品に出来の良さを感じさせます。私はこの刃紋の出来は最上作と表示をさせていただきます。皆様もこの作品を見てきっと驚く出来と思います。

拵
鍔:鉄鍔に松の図を彫り金色絵
縁頭:鐺:栗型:真鍮地に模様を刻む。
目貫:赤銅地に菊を高彫りし金色絵。
鞘：黒色石目地鞘

葵美術より一言：拵はそれほど豪華ではありませんが、刀は2代の最高傑作刀です。作品はあまり見かけることはありません。刃文を見ますと激しい作品であまり目にすることのない珍しい優品です。よく見ますとその出来は激しく、感嘆する作品といえます。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書:全身押し形