AS25246 刀:無銘(延寿)(特別保存刀剣)

説明

刀:白鞘入り(特別保存刀剣)

銘: 無銘(延寿)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(延寿)としては 上々作 にランクされる作品です。
鎺:赤銅魚子地一重鎺
刃長:68.5センチ
反り:2.0センチ
目釘穴:3個
元幅:3.11センチ
先幅:2.09センチ
重ね:0.64センチ
刀剣重量 755 グラム
時代:鎌倉時代 末期頃1329年頃 696年前
体配: 大磨上無銘で身幅が広く、
反りが深く、鋒長めで刀身に棒樋と添樋を彫る。
地鉄:小板目肌に杢目が混じり、淡い映りが現れる。
刃紋:匂出来、直刃に小足が入る。 帽子は湾れて丸く返る。

特徴:肥後に移り延寿一派の祖となる。作品は少なく、直刃出来が多い。なお通説では来国行の娘婿だといわれているが、大和千手院派の弘村の子とも言われ、また来国行の外孫とも伝えられている。門人には 国吉、国泰、国友、国資、 国綱等がおり、鎌倉末期から南北朝期にかけて同国菊池の地に繁栄した。一派の作品には際立った個性がなく概ね山城の来派に酷似しているが、鍛えに柾目ごころがあり、白気映りが現れ、刃紋は匂口が幾分沈みごころで、刃中の働き
が穏やかとなり、また帽子の先の丸みが大きく、返りが浅い等といった相違が見られ、これが同派の魅力ともいえるだろう。本作の刃紋の様相には、延寿一派の中でもその始祖である延寿国村のものと思われる上品さがあり、匂口の明るい作柄が見て取れます。

葵美術より一言:延寿は門人が多かった為、多くの作品が製作され、菊池千本槍なども延寿鍛治によって製作されました。この千本槍はほとんど銘はありませんが、中に在銘の作品が残されており大変貴重品であります。 起源、南北朝時代、筑後川の合戦で菊池氏が竹の先に短刀を縛り付けて槍のようにして戦ったことが起源とされている.
その延寿の刀工が千本槍を製作したというのは驚きではありますがその刀は板目が積んだ鯖らしい作品が多く刃紋に砂流が入り、
小足がつく作品が多く帽子ものたれて丸く返る作品となります。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書:全身押し形




開始価格: ¥1,300,000

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終了時刻: 2025/07/02 (水) 10:30
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